腰を支えている深部筋にトリガーポイントができやすい

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知らず知らずのうちにトリガーポイントが生じてくる

筋肉の硬いコリを、専門的にはトリガーポイント(トリガーとは「引き金」という意味)といいます。トリガーポイントは、筋肉に無理な負担をかけつづけると生じやすくなります。

例えば、いつも背中を丸めたネコ背の姿勢でいたり、イスに座るときは足組みをするクセがあったりすると、全身の骨格や筋肉のバランスがくずれて、一部の筋肉に強い負担がかかります。すると、知らず知らずのうちに、その部分にトリガーポイントが生じてくるのです。

また、パソコン操作や畑仕事、車の運転のように、同じ姿勢で同じ動作をくり返すことが多い人、激しいスポーツや重労働で筋肉痛が慢性化した人、転倒や交通事故でケガをしたことがある人もトリガーポイントができやすいといえるでしょう。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の人にトリガーポイントが必ずといっていいほど見つかるのは、腰をかばう不自然な姿勢も原因の一つだと考えられます。そのため、腰椎の治療後もトリガーポイントは残り、痛みやしびれが出つづけるのです。

なお、トリガーポイントは足腰ばかりでなく、頭・首・肩・腕・腹など全身の筋肉に生じる恐れがあり、肌から近い筋肉の場合もあれば、体の奥で骨や関節にくっついている深部筋にできることもあります。

坐骨神経痛の場合は、腰からふくらはぎの筋肉が痛みやしびれの発信源になっており、体の表面にある筋肉より足腰を支えている深部筋にトリガーポイントがよく見つかります。

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