簡単な大腰筋や骨盤周りのエクササイズで体の若返りを

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さまざまな体の不調が改善

だれにでも手軽に行える、大腰筋や骨盤周りのエクササイズやストレッチングを紹介していきます。

大腰筋とは、背骨の胸椎辺りから、左右の太ももの大腱骨をつないでいる、体の深層にある太くて長い筋肉です。人間がまっすぐに立ったり歩いたりするためには、絶対に欠かせません。

この大腰筋の活動量がへると、腸や子宮などの内臓の働きや、呼吸の機能、精神の安定、背中のコリ、腰痛、猫背などにも影響を及ぼします。大腰筋をきちんと動かして、活動量をふやしていくことで、さまざまな体の不調が改善し、アンチエイジングにも役立てられるのです。

大腰筋のエクササイズを行って、姿勢の改善や、体の若返りを図っていきましょう!

今回は大腰筋を収縮させますが、その収縮方向に変化をつけます。実際、大腰筋は複合的な動きをしているので、それに合ったエクササイズでなければ効果も上がりません。

ダイナミックに前後に動かす

人間が正しく歩いているときは、おなかの下から、ぶら下がっている足をポーン、ポーンと前に投げ出すような動きをくり返しています。

つまり、歩行時の足は、前後へと振り子のような動きをしているので、当然、前後の「振り幅」が必要になります。

今回紹介するエクササイズの「フロントリバースランジ」を行うことで、大腰筋の「振り幅」を養っていきましょう。これは、運動不足や加齢などにより、歩幅が狭くなってきて、チョコチョコ歩きになっているかたにも、お勧めのエクササイズです。

また、大腰筋だけでなく、大腿四頭筋や大腿二頭筋、大殿筋といった、太ももやお尻の大きな筋肉も全部使うので、筋肉の活動量がふえ、エネルギー消費が稼げるようになります。

ちなみに、太ももやお尻の筋肉をふだん動かしていないかたは、それらの筋肉とリンクして動いている、大腰筋の活動量も同様に低下し、弱っています。

足をぶら下げている役割を持つ大腰筋を活動させるためにも、上下に動かすだけでなく、ダイナミックに前後に動かす必要があるのです。

背中から足をグッと引き寄せるイメージ

さらに、「フロントリバースランジ」を行うに当たって、大事なポイントは、背中や腰、軸足をしっかりと伸ばして曲げないことです。

特に軸足は重要で、足やお尻の筋肉でしっかりと踏ん張り、保持することによって、もう一方の足を持ち上げることができます。お尻をギュッと締めると、自然に踏ん張れるので試してください。

そして、ひざを持ち上げる際は、背中の真ん中辺りから、足をグッと引き寄せるようなイメージを持って行いましょう。

こうした正しいイメージを持って、意識しながらエクササイズを行えば、大腰筋のように目に見えない深部の筋肉でも、効果的に使えるようになります。

目に見えず、感覚的にもわかりづらい、大腰筋のような筋肉を使うには、「今、体の中のこの筋肉をこんなふうに動かしているんだ」という「ボディイメージ」や、自分の体と対略する「内観力」が大切になってきます。

深層筋のエクササイズは、そういったイメージをすることによって、効果が上がるものだと覚えておいてください。

なお、この「フロントリバースランジ」は、1日のうち、いつ行ってもかまいません。きちんとトレーニングをする意識を持って、集中して取り組むようにしましょう。

フロントリバースランジのやり方

1.背すじをまっすぐに伸ばした直立姿勢から、左足を大きく1歩前に踏み出す。

2.背すじや腰、軸足となる右足はまっすぐに伸ばしたまま、お尻をギュッと締めて、左ひざをできるだけ高く、ゆっくりと持ち上げる。このとき、お尻が落ちないよう気をつける。また、左ひぎは、足やそけい部の力で上げるのではなく、背中の真ん中辺りからグッと引き寄せるようなイメージで持ち上げること。

3.左足をゆっくり下ろして、右足にそろえる。1ー3の動きを1回として、10回終えたら、右足も同様に10回行う。

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