肋間神経痛による痛みは助骨の隙間をなぞる「ひとりあんま」で解消

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肋骨は、1本1本が細く骨折しやすい骨

私たちの肺や心臓、肝臓といった重要な臓器は、背骨から胸にかけて伸びている肋骨によって守られています。肋骨は、別名、あばら骨といわれ、左右12本ずつ、計24本の骨で構成されています。

肋骨は、1本1本が細く、衝撃に対して弱いため、骨折しやすい骨といえるでしょう。肋骨が骨折した場合、折れた骨が内臓に突き刺さったり、何本も折れたりすれば大問題ですが、1本程度の軽い骨折ではほとんど問題視されず、中には折れたことに気づかない人もいます。

この肋骨に沿って背中から胸にかけて伸びているのが肋間神経で、この肋間神経が刺激され、痛みの生じたものが肋間神経痛といわれます。

肋間神経痛の初期なら痛みは胸やわきに限定される

肋間神経痛では、セキ・クシャミをしたり、大声を出したりしたときなど肋骨が動いたときに、胸やわきに痛みが出るという特徴があります。

肋間神経痛による痛みは、たいていの場合で肋間神経部、つまり胸やわきに限定されていて、痛む時間もそれほど長引きません。

しかし、肋間神経痛が悪化すればするほど、痛みが生じやすくなり、重症化すると深い呼吸をしただけで痛みが生じるとされます。また、重症化すると胸から遠く離れた場所まで痛むといわれています(これを投射痛という)。

なお、胸などに強い痛みが出るのは、肋間神経痛だけではありません。例えば、心臓病・肺気腫・胸雄炎・胆石・膵炎・乳ガン・乳腺症・肋骨炎などが原因になることもあります。だから、胸やわきに痛みが出たとしても、自分で肋間神経痛と診断せずに、内科、もしくは外科を受診してください。

強い力を入れずに軽く刺激する

さて、こうした肋間神経痛に効く「ひとりあんま」として紹介したいのが、この方法です。

胸は、先にも述べたとおり、衝撃に対して弱い部分です。そのため、肋間神経痛に効くひとりあんまではそれほど強い力を入れないようにします。

肋間神経痛に効くひとりあんまのポイントを述べましょう。

肋骨部分をさすります。このとき、指が肋骨と肋骨の間にくるようにする、とあります。これは、あくまで手の感覚で探す程度にしてください。しっかり骨を探そうとして力を入れて肋骨を押した場合、骨粗しょう症(骨ガスカスカになる病気)が進んでいたりすると骨折しかねないからです。

力をあまり入れず、優しく胸をこする

また、胸の片側で12本の肋骨がありますが、すべての肋骨の間(計11カ所)をさする必要はありません。胸の上部と下部をさすれば、肋間神経のどこかしらが刺激され、滞った気や血液の流れが改善されます。

そして、胸を刺激するというよりは、気の流れをよくするものと考えたほうがいいでしょう。だから、力をあまり入れず、優しく胸をこすっていきます。

なお、最後の部分、中指と人さし指の先でわきを軽く押しますが、このとき軽く押しただけでも響くような圧痛が出るはずです。気持ちいいと思えるような軽い力でわきを押してあげましょう。

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