耳鳴りや難聴には気持ちがリラックスしてくる「耳ツボたたき」が効果的

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耳鼻科の検査でも聴力の改善が確認できた

大阪のアステル心身調律院では、耳鳴りや難聴の患者さんを中心に施術を行っており、インターネットでも電子メールを通じてさまざまなアドバイスをしています。

これまでに延べ1万人近くから相談を受けてきましたが、四六時中、鳴り響く耳鳴りや日常生活で不便を強いられる難聴に多くの人が苦しんでおり、どうすれば耳鳴りや難聴から逃れられるのか、みなさんそればかり考えてしまうといいます。

そのような人たちに対して、院長の山下剛先生は「耳ツボたたき」という心身の調整法をすすめています。この調整法をある健康雑誌で紹介したところ、編集部や山下先生のもとに次のような改善報告が数多く届きました。

「突発性難聴の後遺症でジージーという耳鳴りが続いていましたが、耳ツボたたきを始めてから耳鳴りのしない時間が増えています」(50代・男性)

「激しいめまいと耳鳴りで退職し、自宅で療養していました。そんなときに耳ツボたたきを知り、症状も少しずつ和らいできたので、復職の希望が見えてきました」(30代・女性)

「試した直後にテレビの音が聞きやすくなり、耳鼻科の検査でも低音の聴力が改暮していました」(40代・女性)

こうした報告のほかにも「耳ツボたたきを行うと不安やあせりが薄らぎ、リラックスできます」「耳鳴りを忘れて楽しいことも考えられるようになりました」といったように、心の健康の回復を喜ぶ声も少なくありませんでした。

耳鳴りや難聴は心理的な要因に影響を受ける

患者さんたちから話を聞くと、耳鳴りは片耳に「キーン」「ジー」などと聞こえることが多いようですが、ほかにも両耳に聞こえる、後頭部あたりから「ブーン」と音がする、頭鳴りのように頭金体に「ゴー」と響くという人もいました。

また、耳鼻科の検査では、突発性難聴・老人性難聴・メニエール病などの病名を告げられたものの、大半の人は耳や脳に明らかな異常が見つからなかったとのこと。そして、処方された薬を長期間にわたって飲みつづけても改善効果はほとんど見られず、耳鳴りや難聴が慢性化したといいます。

このように耳鳴りや難聴が慢性化している場合でも、耳ツボたたきを行って気持ちがリラックスしてくると症状も軽減しやすいことから、耳鳴りや難聴には心理的な要因が大きくかかわっているといえるでしょう。

実際に、患者さんたちの多くは、いつも耳鳴りが聞こえているわけではなく、気分しだいで耳鳴りが全く気にならないときもあるといいます。難聴の場合も同様で、精神状態や体調によって聞こえがよくなったり悪くなったりしているのです。

自律神経の乱れが内耳の血流を悪化させる

耳鳴りや難聴が日によって変化しやすいのは、聴覚が自律神経(意思とは無関係に内臓や血管の働きを支配する神経)の影響を強く受けているからです。

日ごろからなんらかの不安やあせり、恐怖心を感じて心身の緊張状態が続くと、自律神経の働きが乱れて内耳の血流が滞ったり、聴覚神経から脳に伝わる音の信号が混乱したりすると考えられます。

例えば、仕事や遊びに集中しているときは耳鳴りを忘れていられますが、何かの拍子に不安やあせりがわき起こると、自律神経の乱れが増幅して耳鳴りなども悪化してしまうのです。

したがって、耳鳴りや難聴を改善に導くには、不安・あせり・恐怖心などのマイナス感情を取り除くとともに、ふだんからリラックスした状態を意図的に作りだす必要があります。

アステル心身調律院では施術を行う前に、あらかじめカウンセリングの時間を設けて、じっくりと患者さんの症状や悩みを開き、蓄積したストレスを発散してもらいます。

そのうえで、耳鳴りや難聴は心の健康状態が回復すれば自然に改善していくことを話すと、患者さんの気持ちも穏やかになり、その場で耳鳴りが消えたり聞こえがよくなったりすることも多いのです。

さらに、自宅や職場でもすぐにリラックスした状態を再現し、自律神経の乱れを正常化する方法として、最初に述べた耳ツボたたきをすすめています。

耳ツボたたきのやり方は非常に簡単です。まず、イスに座って深呼吸をしてから、指先で聴宮(ちょうきゅう)という耳のツボをトントンとタッピング(軽くたたくこと)するだけです。

すると、自律神経の正常化に伴って内耳の血流不足が改善し、耳鳴りや難聴も軽快していきます。

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