耳鳴りや難聴なら一回で雑音が静まったりする「耳ツボたたき」のやり方

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ツボ刺激と心理療法を合わせた血流アップ法

「耳鳴りは頑張らなくても自然に治ります」

カウンセリングを行うとき、大阪のアステル心身調律院院長の山下剛先生は、患者さんたちにそう説明して不安や緊張を解き、耳鳴りの受け止め方などもアドバイスしています。

このように、患者さんの心に働きかける治療法を心理療法といいます。心理療法では患者さんに応じてストレスの対処法を提案し、不快な感情を取り除きながらさまざまな症状を改善に導いていきます。実は、耳ツボたたきも、こうした手法が基礎になっているのです。

耳ツボたたきは、タッピング(軽くたたくこと)によってツボを刺激する心理療法の一種で、米国の心理学者のロジャー・キャラハン博士が考案したタッピング療法を応用しています。

タッピング療法では、不安や恐怖に感じていることを想像しながら、顔・わき・手などのツボを刺激します。すると、全身の気(生命エネルギー)の流れや血流が促されて、血流不足に伴うさまざまな症状が徐々に緩和していくというしくみです。

一方、耳ツボたたきは、タッピングしながら耳鳴りをあえて意識することで、逆に耳鳴りに対する感受性を弱めていきます。こうして不安やあせりが抑えられると、耳鳴りが消えたり聴力も回復したりするのです。

耳ツボたたきのやり方

① イスに座って目を閉じる。そして、鼻からゆっくり息を吸って3秒ほど止めたら、10~20秒かけて口からゆっくり息を吐き出す。この深呼吸を気持ちが落ち着くまでくり返す。

② 人さし持と中指をそろえたら、耳鳴りがする側の聴宮(耳穴の横にある小さな出っぱりの前方にあり、口をあけるとへこむ部分)というツボに当てて、耳鳴りを意識したままトントンと30秒から1分ほど軽くたたく。

③ 耳ツボたたきをしたら、耳鳴りがする側に顔を傾けて耳鳴りを意識する(左耳に耳鳴りがする場合は、顔を左側に傾ける)。次に反対側の耳でも耳ツポたたきを行い、同じように顔を傾ける。

④ あおむけに寝て、耳鳴りのする側にゆっくりと首をひねる。できるだけ首をひねったら、体の力をストンと抜いて、その状態を1分ほど保つ。ゆっくりと首を正面に戻し、反対側も同じ要領で行う。

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