「手のひらアイロン」で筋肉痛・肩痛・腰痛が改善しセルライトも目だ立たなくなった

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「筋膜」が硬くなっている

長い階段を上ったとき、最後は足を持ち上げるのもやっとになった、そんな経験はありませんか。このように筋肉は使い続けると徐々に力が人らなくなり、ときには痛みが出ます。

手で触れると、カチカチに硬くなっているはずですが、こういったときには、筋肉だけでなく、筋肉を包む薄い膜である「筋膜」も硬くなっています。

筋膜は伸び縮みする膜で、皮膚と同じように切れ目なく全身を覆っています。その筋膜が硬くなるとどうなるでしょうか。伸縮しない生地で作られた、きつめの服を身に着けたときのことを思い浮かべてください。動くとき、服が突っ張って体を動かしづらいはずです。

筋膜が硬くなった状態は、これと同じです。そして、実は「加齢が原因」と病院で言われるようなひざ痛、股関節痛なども同様に、筋膜が硬くなったことで痛みが生じているのです。

筋膜は90秒以上圧力をかけるとゆるむ

今回ご紹介する「手のひらアイロン」は、この筋膜の硬化を取るために、湘南カイロ会長の高木二朗太先生が考案した手法です。

3分間、アイロンのように手のひらを軽く押し当て、上下左右の四方向にずらすことで、硬くなった筋膜を柔らかくほぐしていきます。

なぜそれだけで筋膜が柔らかくなるのか、簡単にメカニズムを説明しましょう。ポイントとなるのは、筋膜の構成成分の一つであるコラーゲン線維です。

筋膜が縮められた状態が続くと、コラーゲン線維が硬くなります。その結果として、筋膜の柔軟性が失われます。

しかし、コラーゲン線維には90秒以上持続して圧力をかけることで、ゆるみ始め、やがて元の柔らかい状態に戻る性質があります。誰でも、簡単に、効果的に、これを行えるようにしたのが、手のひらアイロンです。

セルライトにも効果を発揮

高木先生が手のひらアイロンを考案してからというもの、数多くの症例に応用してきました。筋肉痛などの急性の痛みだけでなく、首や肩のこり・痛み、ひざ痛、股関節痛など慢性的な痛みも、手のひらアイロンによって治療が可能でした。

それだけでなく胃痛や便秘、下痢などの内臓の不調、外傷にも高い効果が得られたのです。

悪くなった部位は、必ずといっていいほど、その周辺の組織が硬くなっています。すると、血管やリンパ管(体内の余分な水分や老廃物、毒素などを運び出すリンパ液が通る管)が圧迫されてしまいます。

しかし、手のひらアイロンで患部を柔らかくすると、血液やリンパ液が正常に流れだします。すると、酸素や栄養が悪くなった部位の細胞に供給され、修復が進むため、治癒効果が得られるのでしょう。

それに加えて、手のひらからは遠赤外線や磁気が発せられていることが、科学的に実証されています。この遠赤外線や磁気は皮膚の内側まで届いているそうです。これらも治癒に一役買っていると思われます。

また、女性の患者さんにはとても喜んでいただいているのですが、手のひらアイロンはセルライトにも効果を発揮します。

セルライトとは、皮膚の下にできるデコボコのことで、その正体は、コラーゲンで包まれた脂肪細胞と老廃物です。硬くなったコラーゲンによって守られているため、自然に消えることはありません。

しかし、手のひらアイロンなら、こり固まったコラーゲンを柔らかくすることが可能です。実際に試してみたところ、2週間、長くて1カ月ほどで、セルライトが目立たなくなりました。

どの症状にもいえることですが、慢性的で重症のものほど、効果が出るのに時間がかかる傾向があります。

反対に、急性の症状なら、たった一度で治ってしまうことも珍しくありません。

翌朝、1週間分の大量便が出た!

最後に、実際の症例をご紹介しておきます。

Aさん(55歳・女性)は、右の首から肩甲骨(背中の上部左右にある一対の骨)にかけての痛みを訴えて高木先生のクリニックに来院されました。

夜も眠れないほどのビリビリした痛みが、10日間も続いているということ。首を動かすこともできませんでした。

そこで、首と背中に手のひらアイロンをしたところ、痛みがすぐに和らぎ、首が回せるまでに回復しました。Aさんは重症でしたので、後日にも施術を行い、完治に至りました。

Bさん(30歳・女性)は、「1週間、便秘が続いている」とのことで来院されました。腹部を触ると硬く張っていたので、柔らかくなるまで手のひらアイロンを行いました。

すると翌朝、1週間分と思われる大量のお通じがあり、それ以降は便秘に悩まされることはなくなったそうです。

これらは、ほんの一部の症例です。痛い、硬くなっている、と感じる部位があれば、どこでも手のひらアイロンをお試しください。

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