「イオンチップ」が内耳の血流を促し耳鳴りや難聴を抑えてくれる

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遠赤効果と指圧効果が肌に持続的に伝わる

耳鳴りや難聴は、季節の変わりめに悪化しやすくなるといわれています。とりわけ冬に入ると症状の悪化を訴える人が増えるのは、気温の低下によって頭部や首の血管が収縮し、内耳に血流不足が生じるためです。

内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官には、耳に入る音の振動を感知する有毛細胞があり、その振動が電気信号に変換されて脳に伝わった結果、私たちは音を認識できます。しかし、内耳の血流が悪化すると、蝸牛に十分な酸素や栄養が行きわたらず有毒細胞も損傷し、音の感知や電気信号の伝達が阻害されてしまうのです。

そのため、耳鳴りや難聴を抑えるには内耳の血流を促す必要があり、そのさいに活用してほしいと、遼寧中医薬大学客員教授の大越嘉一先生がすすめているのが、医療機器の認可を受けている「イオンチップ」です。

イオンチップは、直径9㍉・厚さ2㍉の樹脂でできており、これを患部の周囲に貼りつけます。すると、内部に組み込まれたセラミックス(金属酸化物)が、体から発生した遠赤外線をイオンチップの中に蓄積して、再び体に向かって放射するという循環をくり返します。

この働きによって皮下組織が温められてふくらむと、イオンチップに向かって押しっけられた状態になり、指圧効果が持続的に伝わるのです。

また、イオンチップが肌と接している側には、微量の金と酸化亜鉛が焼きつけられています。ここに体温が伝わると、金と酸化亜鉛の間でイオン(電気を帯びた原子)がやり取りされて微弱電流が発生し、血管や神経を適度に刺激することで血流アップ効果が高まるのです。

両耳の周囲にある特効ツボに貼ろう

大越先生がすすめているのイオンチップを粘る位置ですが、内耳の血流アップが目的の場合は、耳の周囲にあるいくつかのツボに貼ると効果的です。

具体的には、耳の前方にある耳門(じもん)・聴宮(ちょうきゅう)・聴会(ちょうえ)、耳の後ろの翳風(えいふう)、うなじの生えぎわにある天柱(てんちゅう)が耳鳴りや難聴の特効ツボです。

これらのツボの中から1、2カ所にイオンチップを貼り、数時間ずつ試して耳鳴りなどの緩和効果が現れやすいツボを特定しましょう。そして、効果的なツボが特定できたら、症状がある側だけでなく、反対側の耳にも左右対称に貼ってください。

イオンチップによる耳鳴りや難聴の緩和効果は個人差があるものの、早い人なら貼って数十分後に効果を実感するケースも少なくありません。

また、イオンチップを貼っておく時間は、1日に6~8時間が目安になり、外出が多い人の場合は就寝中にだけ貼るという使い方でもいいでしょう。

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