胃下垂が改善しポッコリおなかも引っ込む「ひねり足踏み」

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世界の胃腸薬の8割は日本で消費されている

私たち人間は、4足歩行から2足歩行に進化したときから、胃をはじめとする内臓が、下垂しやすくなっています。これは体の縦方向に重力を受けるようになったことで、内臓すべてに下方向の力がかかるようになったためです。

それに加え、加齢するとインナーマッスルという深層筋がゆるんでくるので、内臓を支えきれなくなり、いっそう下垂が進みます。

また、男性よりも女性のほうが下垂傾向が著しく、なかでも経産婦は胃下垂や、内臓が外に出てしまう子宮脱、膀胱脱などの症状が現れやすいようです。

ちなみに、日本人は、胃が下垂している人が多いようです。それは、精神的なストレスを感じやすい人が多く、胃に負担がかかりやすいからでしょう。

実際、胃の調子が悪いと感じていたり、胃痛を訴えたりする人が多く、世界の胃腸薬の8割が、日本で消費されているほどです。

胃下垂になると、さまざまな悪影響が

このように、胃に過度に負担がかかることで、胃下垂になるケースが多いのです。そこで、ものごとをマイナスに考えず、プラスに考えるようにする心の持ち方が大切です。

ところで、胃下垂になると、美容面でも健康面でも、さまざまな悪影響が現れます。

まず、正常の位置よりも胃が下がると、下腹部がポッコリと出てしまいます。これは、体型がくずれることに加え、臓器の機能が低下し、生理痛や便秘を引き起こす原因にもなります。さらには、内臓が圧迫されるので、血行が悪くなり、冷え症などの症状も出てきます。

また、胃が下垂すると、食道が延びて、逆流性食道炎という、胃液が食道に逆流する病気になりやすくなります。そのほか、十二指腸潰瘍なども起こりやすくなります。

胃下垂の改善に役立つ「ひねり足踏み」

では、一度下垂してしまった胃は、元には戻らないのでしょうか。

そんなことはありません。胃を引き上げる効果のある運動で、胃を本来の位置に戻すことができます。

では、胃下垂の改善に役立つ「ひねり足踏み」をご紹介しましょう。
① まず、腰幅に足を開いて立ちます。このとき、背すじを伸ばし、骨盤を立ち上げ、まっすぐに立ってください。

② 右のひざを左側に上げ、体を右にひねるようにします。両手は自然に右側に振ります。このとき、体の中心軸が左右にぶれないように注意しましょう。

③ 元の立ち位置に戻ったら、今度は左ひざを右に上げ、体を左にひねります。両手は左に振ります。

④ ①~③を左右交互に20回くり返すことを目標にして行いますが、最初はできる範囲で行えばけっこうです。これを1日に3セット行いましょう。

足を上げる際は、足に力を入れるというのではなく、おなかにカを入れて、お尻からゆっくりと持ち上げてください。

また、肩にカが入っていると、筋肉が緊張し、血行も悪くなって、トレーニング効果が激減します。ですから、肩の力は抜き、正しい姿勢で行うことがポイントです。

太りにくい体になり持久力もアップ!

このトレーニングは、腹部の奥の、大腰筋(だいおうきん)、腹横筋(おうふくきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)といったインナーマッスルを鍛えることができます。そうすると、内臓を支える力が徐々に向上し、胃が持ち上がってきて、胃下垂を改善できるというわけです。

インナーマッスルは、ふだんはあまり意識しない筋肉です。しかし、これを鍛えることで、ポッコリ出ていたおなかが引っ込み、ウエストがくびれてくるでしょう。

また、インナーマッスルを鍛えれば、新陳代謝がアップし、やせやすく、太りにくい体になります。むくみも取れ、汗もよく出るようになって、持久力やスタミナもついてくるはずです。

もちろん、胃下垂が原因で起こっていた体の不調も改善します。慢性胃炎や胃痛、便秘、冷え症、生理痛にも、効果を現すはずです。

「ひねり足踏み」は、家でも仕事場でも、ちょっとした時間で簡単にできます。ぜひ、毎日実行して、胃下垂を解消し、美と健康を手に入れてください。

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