「炭酸ぶろ」のおかげで肌のくすみが取れて、透明感が生まれてきた

dan38

「炭酸」の美容効果に注目

化粧品が好きだった炭酸美容家の高橋弘美さんは、これまでいろいろなものを試してきました。でも、そうするうに、肌が荒れて敏感肌になってしまったのです。

そこで、高橋さんは、今度は化粧品の成分を調べるようになりました。それがきっかけで、化粧品やサプリメントを扱う商社で、成分を調べるのが仕事になったのです。そんななか、6年ほど前に、高橋さんは「炭酸」の美容効果に注目しました。

炭酸の効果の1つは、血行促進です。これは、健康や美容における基本中の基本です。ヨーロッパでは、炭酸泉での湯治がよく行われています。特に盛んなドイツでは、炭酸泉に入ったり、炭酸泉を飲んだりすることで、糖尿病や循環器系の病気の治療に役立てているそうです。

一方、日本にも炭酸泉はありますが、その数はわずか。そして、ヨーロッパの炭酸泉との決定的な違いは、炭酸の濃度が低いということです。

自宅で行う高濃度の炭酸ぶろを開発!

ヨーロッパの場合、治療的な効果があるのは、1000ppm(ppmは濃度を表す単位。1ppm=100万分の1)以上の濃度とされています。これほど高濃度な炭酸泉に入ると、細かい泡がシュワシュワと体にまとわりついてきます。それが、日本の場合、炭酸泉の基準は250ppm以上と低濃度なため、泡が体にまとわりついてきません。

効果が得られやすいのは、なんといっても泡がまとわりついてくる高濃度の炭酸泉です。

そこで高橋さんは、自宅で高濃度の炭酸ぶろができないものか研究しました。その結果、重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸を、おふろに入れて入浴する「炭酸ぶろ」を5年前から始めました。

高濃度の炭酸ぶろは、150ℓのお湯に対して重曹250g、クエン酸210gを入れるのが基本です。ですが、浴槽の
大きさはまちまちなので、この分量が適さない場合があると思います。そこで、高橋さんは炭酸ぶろのセミナーなどで、「炭酸ぶろをする際、まずは半身浴から始めてみてください」と伝えています。

というのは、半身浴をするくらいの量のお湯を張った浴槽に、250gの重曹と210gのクエン酸を入れれば、どんな
浴槽でも、じゅうぶん泡立つからです。そして、重曹を入れてから、クエン酸を入れると、より泡立ちがよくなります。

初めは、勢いよくシュワシユワ、パチパテ音を立てます。それが落ち着いてから、入浴してください。発泡が落ち着いても、細かい泡が、肌にまとわりつけばOKです。35~40℃のお湯に、最低20分は入ってください。これを週に1回から、4週に1回ほど入るのが目安です。

冷えを感じなくなり貧血まで改善!

炭酸ぶろをすると、たちまち血行がよくなって、体が温まります。冷え症だった高橋さんは、炭酸ぶろをしてから、冷えを全く感じなくなりました。そして、健康診断でいつも貧血ぎみだったのが、改善されたのです。

また、炭酸ぶろは、ダイエットにも効果があります。高橋さんは10年前の出産をきっかけに、20kg太ってしまいました。何年かかけて徐々に体重を落としたものの、出産前の体重には戻りませんでした。それが、炭酸ぶろを始めてからは、順調に体重がへっていき、元の体重に戻ったのです。

ところで、炭酸ぶろはただ入浴するだけでなく、洗顔や洗髪に使うのにもお勧めです。炭酸には汚れを吸着する、優れた効果があるからです。

高橋さんは炭酸ぶろをしているとき、炭酸のお湯に浸したタオルを顔に乗せておきます。また、朝晩の洗顔は、ペットボトルに入った市販の炭酸水で行います。

炭酸から得られるメリットは計り知れない

こうするようになってから、肌がとてもきれいになりました。かつては荒れていた肌が、しっとりスベスベになったのです。そして、肌のくすみが取れて、透明感が生まれてきました。

肌は、加齢によってターンオーバー(新陳代謝)が遅くなると、古い角質がはがれにくくなります。それが、炭酸の作用でターンオーバーが正常になると、古い角質がはがれやすくなり、若々しい肌が蘇ってくるのです。

また、シャンプーをする際、まずペットボトルで炭酸の入った浴槽のお湯をくんでおきます。そして、シャンプーをして洗い流したあと、ペットボトルのお湯を頭にかけて、地肌までよく洗います。そうすると、シャンプーのすすぎ残しや、毛穴に詰まっていた汚れや皮脂がきれいに取れるのです。

このように、炭酸から得られるメリットは計り知れません。

重曹とクエン酸は、もし入れすぎたとしても、体に害はないので安心してください。ただし、重曹とクエン酸を溶かしたお湯を、目に入れないでください。

それと、炭酸ぶろをするときは、換気をよくしておくことです。炭酸ガスが発生するので、万が一酸欠にならないように、換気扇をかけたり、窓を少し開けたりして入浴してください。

スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加