手の小指を使ったダイエット法「小指ダイエット」で肩こりまで改善

dan40

ペンが斜めに傾く人は要注意

女性の多くが悩む、二の腕のたるみ。「年々二の腕が太くなる」と嘆く人も少なくないようです。初めに、あなたが二の腕のたるみやすいタイプかどうか、チェックしてみましょう。

ペンの中心を、手で少しカを入れて握ってみてください。このとき、腕に対してペンが垂直になっていれば問題ありません。しかし、ほとんどの女性は、親指側のペンの先が上を向くのではないでしょうか。

このように、腕とペンの角度が傾く握り方は、二の腕がたるみやすい人の特徴です。この振り方は、親指を中心にべンを握っている証拠でもあります。

実は手の指は、中指を境として、親指と人さし指で握ると腕の表側(力こぶ側)へ、小指と薬指で握ると腕の裏側へと刺激が伝わるようになっています。

そして女性の多くは、親指を中心に物を握るクセがついています。こういう人は、何をするさいにも力こぶ側に力が入り、二の腕の筋肉を使いません。

実際に、女性を観察すると、多くの人が、グラスやバッグなどを持つときに、小指を浮かせて持っています。男性では、そういう人はほとんどいません。

男性よりも女性の方が、二の腕のたるみに悩まされるのは、普段の生活で小指を使えていないから。そして、小指を使えていないということは、二の腕の筋肉を使えていないということ。これが二の腕のたるみの原因だと考えられています。

そして、小指を使えていないと、二の腕のたるみだけでなく、さまざまな弊害が表れてきます。その代表が、姿勢の悪化です。

小指を使わないと、代わりに親指を多く使うようになります。すると、その刺激が力こぶ側の筋肉を通って、胸の筋肉(大胸筋)へ伝わります。この筋肉が発達すると、肩が前に引っ張られて、姿勢がくずれてしまうのです。

背中が丸まり、肩と首が前へ出てしまうネコ背は、実年齢よりも老けて見えます。また、ネコ背になると肋骨も下がるため、肋骨と骨盤の間が押しつぶされ、周辺の筋肉が動かしづらくなります。

筋肉が動かなければ、ウエストに脂肪がたまります。さらに、背中が丸まれば、連動して骨盤も後傾し、ヒップが下を向いてしまうのです。

以前、パーソナルトレーナーの田口亮先生が指導したあるお客さまは、毎日2時間もジムで体を動かしていたのに、体のラインがほとんど変わりませんでした。実はこの人は、ダンベルなどでトレーニングをするときに、ずっと小指が浮いていたのです。小指を十分に使えていなかったため、トレーニングの効果が出にくかったのでしょう。

さらに、小指を使えていないと、姿勢が悪くなるため、肩こりや頭痛、不眠などの不調にもつながります。

このように、手の小指は、ダイエットのみならず、健康の面から見ても、とても重要な部位なのです。

生活の中で簡単にできるダイエット法

そこに着目した田口先生は、手の小指を使ったダイエット法「小指ダイエット」を考案しました。

小指ダイエットを行って、小指をしっかり使えるようになると、まず二の腕が引き締まってきます。また、小指を使うと、二の腕の筋肉を通って体の背面へ刺激が伝わり、背筋(僧帽筋、広背筋)を少しずつ使えるようになります。

背筋が発達すれば、肩甲骨(背中の上部左右にある一対の骨)が中央に寄り、前に出ていた肩が本来の位置へと戻って、姿勢が正されます。姿勢が変われば、体のラインも少しずつ変わっていくでしょう。肩こりなどの不調も改善するはずです。

個人差はありますが、2週間から1カ月ほどで、二の腕のラインの変化を実感できるはずです。その後、姿勢の改善1バストアップーウエスト、ヒップラインの変化、といった具合に、体は変わっていくでしょう。

体重は、劇的には落ちませんが、筋肉がつけば基礎代謝(安静時に消費するエネルギー)が上がり、やせやすくなります。

また、肩甲骨の間と首の周辺には、脂肪を燃焼させる力の強い褐色脂肪細胞が存在します。姿勢が改善され、肩甲骨がきちんと動くようになれば、褐色脂肪細胞が活発になり、全身の脂肪が燃焼されやすくなります。

トレーニングをしても体のラインが変わらない人、肩こりなどの不調で悩んでいる人は、このエクササイズを、ぜひ試してみてください。

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