高血圧、糖尿病、高脂血症などに効果のあるショウガを簡単にとるには「ショウガ氷」

dan49

体温を上げて内臓の働きを強化

東京都イシハラクリニック副院長の石原新菜先生が勧めている健康法の一つが「ショウガ氷」です。

ショウガ氷とは、洗ったショウガを皮ごとすりおろし、保存袋に薄くのばして、割りやすいように、はしなどで袋の上から切れ目をつけて冷凍したもの。まとめて作っておけば、使いたい量だけパキッと割って、ショウガ紅茶や料理にすぐ使えるので、とても便利なのです。

ショウガに含まれる、ジンゲロールとショウガオール (ショウガを加熱または乾燥すると、ジンゲロールがショウガオールに変化する)という二つの薬効成分が、病気や症状を改善する優れた効能をもたらします。

まず、ジンゲロールには、免疫力(病気に対する抵抗力)を高める作用があります。殺菌作用、抗ガン作用、胆汁の分泌を促進する作用などもあります。また、血管を拡張させて血流を促す働きもあるので、血行がよくなって体が温まります。

次に、ショウガオールには、抗酸化作用(酸化を防止する働き)があります。コレステロールを抑えて血液をサラサラにして、消化吸収能力を高める働きもあります。また、体内の脂肪の燃焼を促進し、発熱させることによって体温を上げる作用もあるのです。

高血圧、糖尿病、高脂血症(血液中にコレステロールや中性脂肪が増え過ぎた状態)、肥満、リウマチ、関節炎、イライラ、うつ、不眠、肩こり、頭痛、便秘、むくみ、体のほてり、吹き出物、自律神経失調症(内臓や血管の働きを調整する神経の不調によって起こる病気)、更年期障害、慢性疲労など、あらゆる病気や不調の原因には冷えがあります。

ショウガを日常的に摂取することによって、二つの薬効成分が働き、体温が上がります。冷えが改善すると、代謝機能が正常化し、内臓の働きが強化されるので、さまざまな病気や不調が改善されるのです。内臓の強化によって、シミ、シワ、肌荒れ、抜け毛、薄毛の改善など、美容効果も得られます。

ショウガ氷を利用すれば、ショウガ紅茶を手軽に作れます。カップに熱い紅茶を注いで、そこにショウガ氷(10~15g)を入れ、少量の黒砂糖かハチミツで甘味をつけて飲みます。みそ汁や野菜炒めに、ショウガ氷を適量加えるのもお勧め。サラダのトッピングとして、ショウガ氷を使うのもよいでしょう。

高かった尿酸値がほぼ正常化!

次に、石原先生がショウガ氷を活用して、大きな効果を上げた体験例を紹介しましょう。

Aさん(51歳・男性)は体重が94kgあり(身長は170cm)、糖尿病、高血圧、痛風を患っていました。毎日7種類の薬を飲んでいましたが、症状は改善しなかったのです。

石原先生は詳しい診察の後で、Aさんと相談の上、すべての薬をやめてもらいました。そして、朝はショウガ入りニンジンジュース、昼はとろろそば、夜は和食で、お酒は少量なら飲んでもよいとしたのです。さらに、1日3杯以上、ショウガ紅茶を飲んでもらいました。そこで大いに役立ったのが、ショウガ氷でした。

その結果、8・2%あったヘモグロビンA1c(過去1~2カ月の血糖値がわかる数値で、正常値は6・2%未満)は、1カ月で6・9%まで下がり、3カ月後には、6・6%まで低下しました。

血圧は、160~170mmHgと高かった最大血圧が、120~132mmHgまで下がったのです。最小血圧は94mmHgと、まだ少し高めですが、全体としては、かなり下がって安定するようになりました。

尿酸値(正常値は7・0mg/dl以下)も、以前は10・9mg/dlでしたが、7・2mg/dlまで低下しています。その上、半年で10kgの減量に成功しました。ショウガ氷を活用したおかげで、薬に頼らず健康になったのです。

Bさん(46歳・女性)は、17年前から関節リウマチで悩み、ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)を使っていましたが、ほとんどよくならず、手足の関節にかなりの痛みがありました。

石原先生は詳しい診察の後で、ショウガ氷の活用など、積極的にショウガを摂取するように指導したところ、3カ月で関節の痛みが和らいだのです。鎮痛効果にも優れたショウガによって、慢性関節リウマチの症状が改善しまし
た。ステロイド剤の量も減らすことができたと、大変喜んでいらっしやいます。

最近、アメリカで行われた研究で、ショウガには、ガン細胞を自然死に導く作用もあることがわかってきました。ショウガは、今後もさらに注目される食品となっていくでしょう。

ショウガの持つ多様な健康効果を生かすために、皆さんも、ぜひショウガ氷を上手に活用してみてください。

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