「バックランジ」でポッコリおなかを解消

体のさまざまな不調が改善

今回は、だれにでも手軽にできる、大腰筋や骨盤周りのエクササイズやストレッチングを紹介していきます。

まず、大腰筋とは、背骨の胸椎辺りから左右の太ももの大腿骨をつないでいる、体の深層にある太くて長い筋肉です。人間がまっすぐに立ったり歩いたりするためには、絶対に欠かせないものだといえます。

大腰筋の活動量がへると、腸や子宮などの内臓の働きや、呼吸の機能、精神の安定、背中のコリ、腰痛、猫背などにも影響を及ぼします。大腰筋をきちんと動かし、その活動量をふやしていくことで、悪い姿勢や体のさまざまな不調が改善し、アンチエイジングにも役立てられるのです。

大腰筋のエクササイズを行うことで、体の若返りを図っていきましょう。

ふだんの生活にはないダイナミックな動き

今回は、大腰筋を収縮させるエクササイズを紹介します。今回紹介する「バックランジ」は、足を後ろから前へと大きく踏み出します。大腰筋は、歩行時に複合的な動きをしているので、エクササイズもそれに見合った変化をつけていく必要があるのです。

人間が正しく歩いているときは、おなかの下からぶら下がっている足をポーン、ポーンと前に投げ出すような動きをくり返しています。つまり、歩行時の足は、前後に振り子のような動きをしているので、当然、前後の「振り幅」が必要になります。「バックランジ」を行えば、大腰筋の「振り幅」を養うことができます。

「バックランジ」は、歩幅が狭くなってきて、チョコチョコ歩きになっているかたや、おなかがポッコリ出ているかたにも、お勧めのエクササイズです。足を後ろから前に大きく踏み出すダイナミックな動きは、ふだんの生活の中ではなかなか行えません。

腹圧を高めてポッコリおなかを解消

特に「バックランジ」は、ポッコリおなかの解消にも有効です。

背すじと腰を伸ばしながら、足を後ろから前へと大きく踏み出すことで、大腰筋が正常に働き、適度な腹圧(腹腔内の圧力)がかかります。この腹圧が弱いと、おなかが前にポコンとつき出てしまいます。

そもそも腹圧は、加齢とともに低下するものです。年を取って、おなかが出ているかたは、皮下脂肪よりも、腹圧の低下に原因があることが多いのです。

大腰筋は、その腹圧と密接な関係があります。背骨と大腿骨を結んでいる大腰筋が弱まると、その間にある骨盤も影響を受けます。骨盤がまっすぐ立った状態を保てていれば、腹圧は正常にかかりますが、大腰筋が弱まると、骨盤が後ろに傾き、腹圧がかかりにくくなるのです。

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