首の後ろの頸椎を押すピンポイント療法で痛みが軽減

左右差がない人は第2頸椎から始める

●第1頸稚のポイントの見つけ方

第1頸椎のピンポイント療法を行う際に重要なことは、押すポイントを正確に見つけるということです。

まず、肩のカを抜いて、顔をまっすぐ前に向けます。次に、耳たぶのつけ根の裏側の、かたい大きな骨の出っ張り(乳様突起)を探します。その下端のすぐ下から、1mm前方辺りを、左右の中指の先端で、同時に軽く押してみてください。痛みや不快な感覚がある側が、押すポイント(押す側)です。

もし、左右の差がわからない場合は、指先の感覚で区別します。押すポイント側は、紙が3枚くらい重なった感じがするのに対し、押さない側は紙1枚の軽い感じがします。あるいは、押すポイント側はゴムのようなかたい感じがしますが、押さない側はマシュマロのようなやわらかい感じがします。

どうしても、左右の差がわからない、あるいは左右差がないという人は、第1頸椎は飛ばして、第2頸椎のピンポイント療法を行ってください。

●第1頸椎のピンポイント療法

第1頸椎のピンポイント療法のやり方はとても簡単です。

まず、肩の力を抜いて、顔をまっすぐ前に向けます。

そしてポイントのある側の手の中指の先端で、首の後ろのポイントを、ごく軽くふれる程度の力で押します。左右同時に、あるいは左右交互に押すのは絶対に避けてください。

そのまま60秒間、ポイントを押し競けながら、ゆっくりと腹式呼吸を行います。腹式呼吸は、鼻から息を吸って、へその下をふくらませ、口から息を吐いて、へその下をへこませます。

第1頸椎のピンポイント療法が終わったら、続けて、第2頸椎のピンポイント療法を行います。「神経の流れの増幅器」である第2頸椎を押すと、神経の流れがさらによくなります。

体に合図を送るつもりで

●第2頸椎のピンポイント療法

後頭部にある丸い骨の出っ張りの下に、後頭部の下端があります。第2頸椎は、その下端からさらに2cmほど下方にあります。そこが押すポイントです。後頭部の骨の下端は、うつむいてから少し頭を起こすと、くぼみができるので、探しやすくなります。

第2頸椎のポイントは、両手の中指の爪の部分を重ね合わせ、下になっている中指の腹で押します。片方の指で押すと、不安定になり、斜めに力がかかりやすいので、両指を重ねて押すのがいいのです。

こちらも、腹式呼吸とともに60秒間ほど押しますが、強く押すのは禁物です。体に合図を送るつもりで、軽く当てる程度にしてください。

腹式呼吸を行う際に重要なのは、息を吸うときは、背骨の中をエネルギーが下から上に流れるイメージを、息を吐くときは、背骨の中を神経が上から下に流れるイメージを、持ちながら行うことです。

この一連のピンポイント療法は、それぞれのポイントに対して60秒間ずつ行うことが目安です。しかし、それ以上続けてもけっこうです。長く行うほど効果があります。

また、1日に何度行ってもかまいませんが、基本的に、毎日朝と夜には数回ずつ行ってください。

→第2頸椎も刺激する「新型ピンポイント療法」でさまざまな症状が改善する

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