骨盤を閉じる体操「骨盤落とし」でやせる!

骨盤が開いたままだと太りやすくなる

整体師・運動指導士の松森有紀先生が施術のベースにしている野口整体(整体の創始者といわれる野口晴哉氏が唱えた独自の方法論)では、骨盤は、時間帯や季節、体調によって閉じたり開いたりすると考えています。

例えば、一日の時間帯でいうと、朝は骨盤が閉じていて、夜は開いています。季節だと、夏は開き気味、冬は閉じている傾向が強くなります。女性の場合は、生理や出産のときは開いていて、終わると閉じます。

このように、骨盤が開くべきときにちゃんと開き、閉じるべきときにきちんと閉じればよいのですが、動きが悪くなって中途半端な状態で止まってしまうと、体にいろいろな不具合が起こります。

生理痛の原因の多くは、生理のときに開いているべき骨盤が、聞きにくくなっているためです。また、骨盤の動きは精神状態とも関係していて、イライラしたり、うつ状態で眠れなかったりする人は、骨盤が開きにくくなっているようです。

逆に、骨盤が開いている傾向にある人は、やる気が出ない、行動力がない、注意力散漫、ドカ食いをするといった現象が多く見られます。

つまり、ダイエットという観点でいうと、骨盤が開いたまま閉じにくくなっていると、太りやすいということになります。

骨盤が開いたままになる原因には、パソコンやスマートフォンの使用で激増している目の酷使、食べ過ぎ、冷えなどが挙げられます。女性の場合は、出産で骨盤が開いた状態になっているケースもあるでしょう。

そのほか、加齢や姿勢の悪さ、不規則な生活習慣などによっても、骨盤の動きは悪くなってしまいます。

順調に開閉するリズムに戻す

骨盤が開いたままだと、内臓が下垂して過食に走ったり、おなか周りにぜい肉がつきやすくなったりします。内臓の働きも低下して代謝が悪くなり、むくみなども出てきます。

見た目の特徴としては、お尻の横幅が広く、後ろから見ると丸みがなくべタッと垂れた状態になります。

そこで、今回紹介するのが「骨盤落とし」です。動きの悪くなった骨盤をしっかり閉め、時間帯や季節、体調によって順調に開閉するリズムに戻す働きがあります。

骨盤落としのやり方は、あおむけに寝て、足の裏と裏を合わせ、息を吸いながら腰を上げて、息を吸い切ったときにストンと腰を下ろします。

ポイントは呼吸

簡単な動きですが、仙骨(骨盤の中央にある三角形の骨)が床に当たるときの衝撃で、骨盤が閉じるとされています。

ポイントは呼吸で、息を吸い切ったときに、ストンと腰を落とします。腰を落とすときに、同時に息を吐きます。

呼吸を逆に行うと、骨盤を開く体操になります。こう書くと、心配されるかもしれませんが、たとえ呼吸を逆に行っても問題はありません。

そもそも骨盤が閉じにくいのは、骨盤の動きが悪くなっているのが原因です。呼吸を逆に行って骨盤が開いても、いったん骨盤が開き切れば、その後は自然にしっかり閉じます。いずれにしても、骨盤の動きはよくなるので大丈夫です。

腰をストンと落とした後は、そのまま深呼吸を2~3回、さらに足を伸ばして、もう2~3回、深呼吸をします。

入浴後に行うのがお勧め

骨盤落としは、呼吸に合わせて仙骨にうまく衝撃が入れば、1回で十分ですが、念のため2~3回くり返して行うとよいでしょう。

骨盤を閉めた後に入浴をすると、再び骨盤がゆるむ可能性があります。なので、骨盤落としは、入浴後、寝る前に行うのがお勧めです。

そのまま眠ると、骨盤が閉じている状態を脳が記憶するというメリットもあります。もちろん、そのタイミングが難しければ、できるときに1日1回行いましょう。

なお、仙骨に軽い衝撃を与えるために、床や畳など、少し硬めのところで行ってください。

精神疾患のある人や、生理前と生理中は、骨盤落としを行うのは避けましょう。

松森有紀先生のサロンでは、骨盤矯正を目的に来る人も多くいます。骨盤を締める施術とともに、骨盤落としを松森先生が指導すると、みるみるうちに体が引き締まり、やせていきます。なかには短期間で13kgやせた人や、もともとやせていても半年で6kgやせた人もいます。

ドカ食いする、お尻が垂れているなど、骨盤が開いている傾向にある人は、ぜひ実践してみてください。

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