簡単で大きな健康効果をもたらす「回転のスワイショウ」のやり方

高齢者でも大丈夫

現在、日本の65歳以上の高齢者の人口は、総人口の25%を超えている、といわれています。つまり、私たちの4人に1人が高齢者ということになります。今後も、高齢化率は上昇を続け、2035年には、3人に1人が高齢者になると推測されています。

高齢者が健康を保っていく上で重要になってくるのが、運動の役割です。

適切な運動を続けることで、筋力低下を防ぎ、脳を活性化させることができれば、それは認知症の予防にもつながります。

今回紹介したスワイショウは、手軽で、運動負荷が小さいにもかかわらず、大きな健康効果をもたらす、優れものの健康法です。高齢者にも自信を持って勧められる運動、ということが言えるでしょう。

でんでん太鼓のイメージ

太極拳の基本動作の一つである「スワイショウ」(腕振り動作)には、多くの種類がありますが、ここでは、最も一般的な「回転のスワイショウ」のやり方を紹介しましょう。

まず、足を肩幅に開いて立ちます。全身の力を抜き、ひざを少し曲げてゆるめます。次に、両腕を左右に広げ、腰から上を回転させていきますが、ポイントは三つあります。

①「視線で体を引っ張る」つもりで行うこと

体をひねろう、腕を振ろうとあまり意識をしないこと。視線を後方に移し、それに追随するように首、肩、ウエストを回していけば、腕が自然と振り出され、体にまとわりつくようになります。「でんでん太鼓」のイメージで行うとよいでしょう。

②お尻ではなく「ウエスト」をひねること

スワイショウを行うさいは、お尻(骨盤)ではなく、ウェスト(腰の部分の背骨…腰椎)をひねるようにします。

1回につき5分以内で十分

③真後ろの「目標」を決めておくこと

体をひねって後ろを見るとき、真後ろの壁などに、目標物を決めておくと、安定した動作がしやすくなります。ただ、体が硬い人は、初めは、スワイショウで真後ろを向くことができないので、精いっぱい向けるところに目標を置いてください。

回転のスワイショウは、簡単で安全で、かつ効果の高い健康法ですが、人によっては、途中で頭がクラクラしてしまう場合もあります。その場合は、無理せず回数を減らしたり、中断したりする必要があります。

左右の回転を1セットとして、30~50セットを1日1回行いましょう。それ以上行っても構いませんが、1回につき5分以内に留めておいてください。それでも十分な効果が見込めます。

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