湯たんぽで太ももを温めたら糖尿病も線維筋痛症も改善

湯たんぽは効率よく体が温まる

青山まだらめクリニックには、複数の医療機関を受診しても、病気や症状が改善しない人が多く訪れます。こうした患者さんは、例外なく体が冷えています。

私たちの内臓の働きや、呼吸をコントロールしているのは自律神経です。自律神経には、体を活動的にする交感神経と、リラックスさせる副交感神経があり、括抗して働いているのです。体が冷えると、交感神経の働きが優位になり、白血球のリンパ球が減少し、免疫力が低下します。

そこで、青山まだらめクリニック院長の班目健夫先生は、どんな病気や症状の人でも、まず体の冷えの解消を優先します。

体の冷えを取るのに、班目先生が最も優れていると考えているのは、熱容量が抜群に大きい湯たんぽです。これで筋肉の量が多い脚やお尻を温めることで、実に効率よく体が温まります。そして、体の深部や手足などの冷えまで取れて、さまざまな病気が改善するのです。

血糖値が下がった!

湯たんぽ加熱で、症状が改善した症例をご紹介しましょう。

まず、60代前半の女性の例です。このかたは糖尿病で、降圧剤も飲んでいました。班目先生の勧めもあって、湯たんぽを使った温熱療法をふだんから実行していたため、過去1~2カ月の血糖値の状態を示すヘモグロビンA1cは、6%台(基準値は6・2%未満)に落ち着いていました。

ところが、引っ越しやお母さんの介護など、ストレスが重なり、湯たんぽで温める時間がとれなくなったのです。すると、いきなりヘモグロビンA1cが9・2~9・3%まで上昇。数値が高くなったのは、ストレスと冷えのためでしょう。

実際、この女性を診察すると、ものすごく体が冷えていることがわかりました。そこで、また湯たんぽで太ももを温めることを実行してもらうと、徐々に血糖値が下がり、ヘモグロビンA1cが8%台になったのです。

血糖値の場合は、これくらい穏やかに下がっていくのが理想です。急激に下がると、いろいろと危険な副作用が出るおそれがあるからです。

糖尿病は食事療法も必要ですが、湯たんぽで体を温めれば、治療効果がぐんと高まります。

むずむず脚症候群が一発で治った!

次に、30代半ばの女性です。このかたは、全身に激しい痛みが生じる線維筋痛症と、原因不明の強い疲労が長期間続く慢性疲労症候群を合併。そのため、仕事にも行けない状態でした。

おまけに、むずむず脚症候群も併発していたのです。これは、じっとしているときに脚に不快な感覚が現れ、脚をむずむずと動かさずにはいられなくなる病気です。

そこで、班目先生は湯たんぽで脚をじゅうぶんに温めてから、脚のコリをお灸でほぐしました。するとその場で、むずむず脚症候群が治ったのです。

また、家でも脚やお尻を根気よく温めるように指導したところ、線維筋痛症による全身の痛みが軽減し、慢性疲労症候群もほほ完治に近いところまで改善しました。最近では、仕事復帰も考えられるようになっています。

ちなみに、線維筋痛症は筋肉が硬くなるため、耐えられないほどの痛みを感じるのです。湯たんぽで温めて血行をよくすれば、筋肉がほぐれて痛みが軽減したり、解消したりします。

→湯たんぽ加熱でガンの症状が改善!メタボ解消にも効果が

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