ふくらはぎを温めると体を効率よくポカポカと温めることができる

体に不調のある人はふくらはぎが冷たい!

せき接骨院院長の関博和先生は、接骨院を開業してから、これまで延べ30万人以上の患者さんの体にふれてきました。そのなかで、不調を訴える人は、例外なくふくらはぎが冷えて、かたくなっています。

ふくらはぎは、外気にさらされることが多く、しかも太ももほど、筋肉の量も動きも多くありません。そのため、熱が産生されにくく、冷えやすいのです。

ふくらはぎの筋肉は、乳しぼりのように伸縮することで、脚に滞った血液を心臓へ押し戻すポンプの働きをしています。

しかし、ふくらはぎの筋肉が冷えてかたくなると、そのポンプ機能が低下します。また、血管も収縮して細くなり、全身の血流が悪くなってしまいます。

このように、ふくらはぎの冷えは、全身の血流不全と冷えの原因になるのです。

冷えは、体にとって大きなストレスとなります。それが長期間続くと、自律神経のバランスやホルモンの分泌が乱れて、体のさまざまな不調や、痛みを引き起こすことになります。

そこで関先生は、患者さんに、ふくらはぎを温めることを勧めています。ふくらはぎは、冷えやすいところですが、温めやすいところでもあります。なぜなら、重力の関係で全身の血液の7割は、下半身に存在しているからです。この7割の血液を温めれば、温かい血液が全身を巡り、体を効率よくポカポカと温めることができるのです。

高血圧やこむら返りが改善した人も多い!

実際に、ふくらはぎを温めると、筋肉が柔軟になり、体温が上がることが、関先生の実験でわかっています。

①筋肉が柔軟になる

8名の患者さんに、ふくらはぎ用のサポーターを10~30日間着用してもらい、ふくらはぎの柔軟性を調べました。柔軟性は、ストレッチングボードという器具に乗ったときの足首の可動域(足先が上がる角度)で判断します。

結果は、全員のふくらはぎの柔軟性が改善。なかには、足首の可動域が12度も広がった人がいました。

ふくらはぎの筋肉が柔軟になると、血液を心臓に戻すポンプ機能が高まります。また、血管も柔軟になって、スムーズに伸縮できるようになるので、全身の血流もよくなります。

実際、高血圧や腰痛、ひざ痛、肩こりなどが改善したり、こむら返りを起こさなくなったりした人も少なくありません。

→ふくらはぎを温めると、不眠や頻尿、生理不順の改善し高血圧も下がった

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