ふくらはぎを温めると、不眠や頻尿、生理不順の改善し高血圧も下がった

基礎代謝が上がってやせやすくなる

実際に、ふくらはぎを温めると、筋肉が柔軟になり、体温が上がることが、関先生の実験でわかっています。

②体温が上がる

患者さん14名に、ふくらはぎを10~15分温めてもらい、わきの下の体温の変化を比べました。実験には、脚温器という、遠赤外線でひざから下を温める機械を用いました。その結果、14名全員の体温が上がりました。平均して0・5度、最高で1・7度も上昇したのです。

体温が1度上がると、基礎代謝(じっとしているときでも消費されるエネルギー)が12%上がるといわれています。ですから、常にふくらはぎを温めていれば、基礎代謝が上がってやせやすくなります。また、免疫力は3~5倍高くなるといわれています。

こうして、体の冷えが取れると、自律神経やホルモンのバランスも整ってきます。ふくらはぎを温めた患者さんに、不眠や頻尿、生理不順の改善が多いのも、その影響だと思います。

サポーターやカイロがおすすめ

さて、ふくらはぎの温め方ですが、効率的に温める方法として、サポーターやカイロを使う方法がお勧めです。

●サポーターで温める

ひざ下からくるぶしまでを覆うサポーターやレッグウォーマーで、ふくらはぎを温めます。できれば、密着性があり、締めつけ感のないものがいいでしょう。

入浴のとき以外、1日じゅうつけていると、ふくらはぎが冷えません。夜、装着して寝ると、不眠や夜間頻尿、こむら返りなどによく効きます。

●カイロでツボを温める

ふくらはぎには、重要なツボがあります。そのなかで、特に温めたいのが、三陰交(さんいんこう)と懸鍾(けんしょう)というツボです。

三陰交は、内くるぶしから指幅4本分上にあります。冷えやむくみ、月経障害、更年期障害などに効きます。懸錘は、外くるぶしから指幅4本分上にあります。脳や血流に関係するツボで、高血圧の改善に役立ちます。

このツボの位置からもわかるように、三陰交と懸鍾は表裏一体の関係にあり、相乗的に働きます。ここに、小さいサイズの使い捨てカイロ2枚を、はさむように触ります。低温ヤケドをしないように、靴下の上から貼ってください。その上にもう1枚靴下を重ねばきすると、カイロがずれにくくなります。

→ふくらはぎを温めると体を効率よくポカポカと温めることができる

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