「足裏ほぐし」で高かった血糖値が基準値内に大改善

体調もよくなり、体のだるさもなくなった

西日本整体学院院長の青坂一寛先生は、30代から体のだるさに悩まされ、50代のときに糖尿病であることが判明しました。そのときの血糖値は500~600mg/dlもあったのです(空腹時の基準値は110未満)。体のだるさも、糖尿病が原因だったのでしょう。

普通なら、これだけ血糖値が高ければ、薬を飲むのでしょうが、青坂先生は薬には頼りたくありませんでした。

そこで、青坂先生が考案したのが「足裏ほぐし」です。

足裏の刺激でよく用いられるのが、反射区(ゾーン)という考え方です。足裏には体の各臓器や部位に対応している反射区があり、そこを刺激することで、体の不調や病気を改善できるというものです。

青坂先生は、膵臓の反射区を中心に毎日刺激することにしました。膵臓の働きを高めることが、糖尿病の改善に有効だと考えたからです。

すると、わずか半年で、あれほど高かった血糖値が基準値内に大改善。体調もよくなり、体のだるさもなくなったのです。

以来、青坂先生の整体院に来る重度の糖尿病患者さんたちにも、足裏ほぐしを勧めて、非常に高い効果が上がっています。

試した糖尿病患者全員のA1cが降下

この足裏ほぐしに興味を持ったのが、松山医院大分腎臓内科名誉院長の松山家昌先生です。私は足裏ほぐしの効果について、松山先生と共同研究をすることにしました。糖尿病の患者さん4人に、毎日、足裏ほぐしをやっていただき、経過を観察したのです。

その結果、64歳の男性Aさんは、ヘモグロビンA1c(過去1~2カ月の血糖状態がわかる数値で、当時の基準値は5・8%未満)が8・8%とかなり高い数値だったのが、4カ月後には6・5%まで下がりました。

87歳の男性のBさんは、十年来、食事療法と運動療法に取り組んでいましたが、効果が出ませんでした。ところが、Bさんが足裏ほぐしを始めると、6・8%だったヘモグロビンA1cは2カ月半で5・5%まで改善したのです。

71歳の男性Cさんは、3種類の薬を飲んでもヘモグロビンA1cが7・2%から下がらないでいました。それが足裏ほぐしを実行し、わずか3週間で5・7%まで降下。飲んでいた薬も今では1種類にへらせたと喜んでいます。

65歳の男性Dさんも、ヘモグロビンA1cが7・9%で、薬を飲んでも効果がありませんでした。それが足裏ほぐしを始めて約3週問で6・8%まで下がり、4カ月後には5・5%と、基準値内まで改善したのです。

これら4人の結果から、足裏ほぐしが、糖尿病に対してすばらしい効果を上げることがわかりました。

血糖値が下がると痛みが和らぐ

それでは、ここで糖尿病に効く足裏ほぐしのやり方をご説明しましょう。

まず、土踏まずの内側のへりにある膵臓の反射区をちょっと強めにこすります。

次に、腎臓、輸尿管、膀胱の反射区を強めにこすって刺激します。

左右の足の各反射区を、40~50回ずつ刺激しましょう。慣れてきたら徐々に回数をふやし、100回を目指してください。

血糖値が高いうちは、少しの刺激でも痛く感じます。下がってくると、痛みが和らぎます。徐々に強くこするといいでしょう。

これを、1日に3セット実行します。

できるだけ、食後の10~20分以内に行うようにします。

また、足裏ほぐしを行ったあとは、200~500mlの白湯を飲むと、体内の老廃物が排出され、より効果が高まります。

足の裏を刺激する際には、100円ショップなどで売っている、木製の指圧用の棒を使うといいでしょう。もちろん、手の指で刺激してもけっこうです。

インスリン注射を打ち、薬を飲み、食事療法や運動療法を実行しても、なかなか血糖値が下がらないという人は、ぜひ一度、足裏ほぐしを試してみてください。

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