冷えが肌の不調を引き起こす!ふくらはぎを温めて肌トラブルを解消!

血流が滞るとトラブルが起こりやすい

よく「紫外線はお肌の大敵」といわれます。しかし実は、体の中にも、お肌に敵が潜んでいるのをご存じでしょうか。

体の中の敵、それは「冷え」です。特に、ふくらはぎが冷えている人は、要注意!

今回は、「ふくらはぎを温めて、美と健康を手に入れる」というテーマでお話をしましょう。

皮膚を美しく保つには、古い細胞と新しい細胞が、コンスタントに入れ替わる必要があります。これが新陳代謝です。

私たちの体は、約60兆個の細胞からできていて、1秒間に500万個、1日で約5000億個の細胞が新しく生まれ変わっています。

新陳代謝を促す鍵が、血液です。血液は、体の隅々の細胞に酸素と栄養を提供し、不要になった老廃物を受け
取り、体外に排出する役割を担っています。

つまり、血流が滞ると、細胞は酸欠と栄養失調に陥ってしまうのです。皮膚の細胞は血管の末端にあります。そのため、血流の影響を受けやすく、トラブルが起こりやすいのです。

脚を冷やしてしまうと肌に不調を来すことになる

血の巡りを妨げる大きな原因が、体の冷えです。体が冷えると動脈が収縮し、血液循環が悪くなります。

最近は、平熱が35度台の低体温のかたがよくいます。こうした患者さんは、免疫力が低下しがちなうえ、乾燥肌などの肌のトラブルも多いのです。

現代人の冷えの原因の一つは、運動不足でしょう。労働形態や移動手段の変化から、昔に比べ、今は格段に運動量がへっています。最近は、外遊びをしなくなったせいで、子供の低体温もふえています。

筋肉を動かすことで、私たちの体は熱を発生します。特に、脚は筋肉量が多いため、動かすことで効率的に熱を生み出すことができます。

逆にいえば、脚を冷やしてしまうと、全身の熱量がへり、血流が滞って、結果的に肌に不調を来すことになるのです。

なかでも、ふくらはぎは「第2の心臓」といわれるように、血液を巡らせる重要な部位です。冷えに負けないように鍛えておく必要があります。

ふくらはぎを温めると肌のきめが整う

外から温める方法としては、貼るタイプの使い捨てカイロがよく使われます。

足先が冷えてつらいとき、よく靴の中にカイロを入れますが、ふくらはぎに当てるのも大変効果的です。この場合、ハイソックスやレッグウォーマーなどの上から貼り、低温ヤケドに注意しましょう。

また、42度くらいのお湯にひざ下をつける「足湯」もお勧めです。

このように、ふくらはぎを温めると、その場で全身の血流が改善し、顔の血色がよくなってくるでしょう。

さらに、ふくらはぎを温める習慣を身につけると、恒常的に体温が上がります。代謝がよくなって、むくみが改善するほか、肌のきめが整ったり、顔色が明るくなったりするはずです。

ほかにも、ひざかけや靴下、レッグウォーマーなど、脚を温める方法はたくさんあります。ご自身のライフスタイルに合ったものを使ってください。

ただし、靴下やレッグウォーマーは、締めつけが強いと血流が悪くなり、逆効果になる場合もあります。注意しましょう。

子宮筋腫や卵巣嚢腫を起こりにくくする

こうした方法で、ふくらはぎを冷えから守るのは大切なことですが、同時に、体を動かして「自家発熱」する習慣も身につけてほしいものです。

実をいうと、最も効率的にふくらはぎを温める方法は、階段の上り下りです。足首を動かすと、ふくらはぎの筋肉が使われて発熱し、温かい血液が全身を巡ります。

階段昇降が難しければ、歩くだけでもかまいません。かかとから着地して、つま先で地面をけるように歩きましょう。その際、足に合った靴をはくのが肝心です。サンダルばきでは、すり足になるため、足首もふくらはぎの筋肉も動かないので、意味がありません。

デスクワークをしているときも、足首を動かしたり、足の指を開いたり閉じたりしてみてください。そんな小さな動きでも、ふくらはぎが温かくなってくるのがわかると思います。

女性の場合、体の冷えがホルモンバランスの乱れにつながりやすく、婦人科系の病気の原因ともなります。近年ふえている子宮筋腫や卵巣嚢腫なども、冷えと無縁ではありません。

脚を温め、動かし、血流をよくすることで、トラブルの起こりにくい体になります。脚を冷やさない生活を、ぜひ今日から始めてください。

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