自律神経のバランスを整え冷えも改善する「爪もみ」

気の流れを効率的に改善できる

健康を守るためには、自律神経のバランスを整えることが重要です。そして、そのために大いに役立つのが、爪もみなのです。

爪もみは、爪の生え際にある井穴(せいけつ)というツボをもんで、刺激する健康法です。故・福田稔医師によって、確立されました。

東洋医学では、生命エネルギーを「気」と呼んでいます。

体内には、経絡(けいらく)という気の通り道が14本あり、気が経絡をスムーズに巡ることによって、私たちの健康が保たれるとされています。

この、気の巡りが悪くなった状態というのが、前回話してきた、自律神経のバランスがくずれた状態なのです。

爪もみで刺激する井穴というツボは、この経絡の出口です。ここへの刺激により、気の流れを効率的に改善できます。

爪もみをすると手足が温まる

別のいい方をすれば、この爪の生え際は、神経線維が密集する、非常に感受性の高い場所でもあります。

ここを刺激すると、ただちに自律神経に刺激が伝わり、バランスの回復に役立つと考えられるのです。

実際に、爪もみを行うと、手足がぽかぽかしてきます。これは、自律神経が整い手足の血流がよくなった、端的な証拠です。

「冷えは万病の元」といいます。体が冷えている人は、自律神経のバランスがくずれている場合が少なくありません。

そうしたかたには、ぜひ爪もみをすることをお勧めします。継続して守っことで、手足の血流がよくなり、体の冷えも改善できます。

それと同時に、自律神経のバランスの乱れから生じるさまざまな症状に対して、効果が現れるでしょう。

「つむじ療法」もお勧め

例えば、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、不眠、便秘、ガン、心臓病、高血圧。これらの症状や病気は、過労や睡眠不足など、交感神経が過度に緊張した状態が続いた場合、生じやすくなります。免疫力が低下し、カゼや感染症にかかりやすくなるのも、こうしたタイミングです。

一方で、副交感神経が優位になりすぎると、アトピーやぜんそく、花粉症といったアレルギー疾患や、気力の減退、うつといった症状が、発生しやすくなります。

爪もみは、自律神経のバランスの回復を促し、これらの症状の改善を、手助けしてくれるでしょう。

爪もみを考案した、日本自律神経免疫治療研究会会長の永野先生は、患者さんたちに、この爪もみに加えて、頭部を握りこぶしで刺激する「つむじ療法」も、いっしょに勧めています。

頭頂部は、気が体内に入ってくる場所。一方、爪の井穴は、体内を巡った気が、体外へと出ていく場所です。つまり、つむじ療法と爪もみをセットで行うことで、より効果的に気が巡るようになるのです。

どちらも簡単にできるので、ぜひお試しください。

→健康を守るためには自律神経のバランスを整えることが重要

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