こむら返りの予防には「保冷剤マッサージ」

つっている方向と反対の方向に動かす

こむら返りが起こると、いったいいつまでこの痛みは続くのかと、だれでも、不安になるものです。では、どうしたら素速く治せるのでしょうか。

多くの人は、まず、つっているふくらはぎをもむでしょう。これは、あながち間違いではありません。というのも、患部をつまむと放電現象が起こり、筋電図の収縮の山が小さくなっていくのが実験でわかっているからです。

また、つっている方向と反対の方向に筋肉を動かしたり、さすったりするのもよい方法です。

つま先が伸びるようにつっているときは、つま先を顔のほうに引き寄せるとよいでしょう。

ひもやタオルを使う方法がおすすめ

ところで、ふくらはぎの筋肉は、二関節筋といって、足首とひざという、二つの関節につながっています。ふくらはぎがつると、たいていの人は足首側を刺激します。しかし、このときにひざを伸ばすことも、こむら返りの解消に効果的です。体がかたくて、足首まで手が届かない人でも、ひざなら伸ばせるでしょう。

お勧めなのは、ひもやタオルを使う方法です。つっている足の、つま先にひもをかけ、両手でその端を引っ張るのです。すると、足首は曲がり、同時にひざも伸び、二つの関節をいっしょに刺激できます。

ひもをギュッと引っ張ったら、今度はそれを緩めます。これをくり返すうちに、こむら返りが改善するでしょう。

こむら返りは、一度起こると、クセになるものです。そこで、一度経験したことがある人は、日ごろから予防をするといいでしょう。

保冷剤マッサージはゆっくりと

どうすれば予防できるかというと、脱水状態にならないように、運動前、入浴前、就寝前に、水分補給をすることです。入浴中は、ふくらはぎをよくマッサージして、足の疲労を取り去り、温めるようにしましょう。

ただし、スポーツや長時間歩いたあとなどは、ふくらはぎが熱を持つので、保冷剤を使ったアイスマッサージをすると、熱を取るのにも、疲労回復にも効果的です。

保冷剤を手に持って、ふくらはぎに当て、10回くらいこすります。保冷剤が皮膚に当たっているときは、血管が冷えて収縮しますが、これをくり返したあとは、血管が拡張して血行がよくなります。そのため、足の疲労が回復して、こむら返りが起こりにくくなるのです。

この保冷剤マッサージは、保冷剤を速く動かすと効果が得られません。ゆっくりと下から上に向かってこすり上げるのがポイントです。こむら返りの予防だけでなく、むくみの解消にも役立ちます。もちろん、筋肉疲労の解消にもなります。

保冷剤マッサージは、運動直後や、筋肉に熱がある場合に有効です。そのほかの場合は、ふくらはぎを温めるといいと思います。

→夜寝ているときにおこりやすい「こむら返り」。簡単な解決法と予防も

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