夜間頻尿の原因の足のむくみ解消には、ふくらはぎのマッサージが有効

余剰な水分を尿として外に出そうとして夜間頻尿に

重力により、下へ下へと向かうのは、血液だけではありません。体を構成する水分、つまり血管から外の細胞間に染み出た組織液も、同様に足にたまりがちです。このため、夕方になると足がむくんできます。

この組織液が、静脈血管の中にスムーズに戻れば、足のむくみは解消します。しかし、血液の循環が悪く、静脈内にパンパンにたまっていると、組織液が血管内に戻る余地はありません。すると、夜まで、足はむくんだままです。

ところが、就寝時に横になると、変化が起こります。重力から解放された足の静脈血が心臓に向かい、血液の巡りがよくなるにつれて、たまっていた組織液が血管内に戻り、むくみが解消されます。

一方で、体内を循環する血液量がふえたので、体は、余剰な水分を、尿として外に出そうとします。結果として、夜に何度も起き出し、トイレに通うことになるわけです。

夜までにむくみを解消しておこう!

そうした理由で、夜までに足のむくみを解消することが、多尿による夜間頻尿の改善に効果的といえます。

そのためには、昼間のうちに、ふくらはぎを積極的に動かしておくことが大切です。

仕事上、立ちっぱなしや座りっぱなしになるのが避けられない場合は、ドラッグストアやデパートなどで市販されている弾性ストッキングを、日中に着用するのも、一つの方法です。

体を動かすことで足のむくみを解消するには、上に示したようなウオーキングや、かかとの上下運動をお勧めしています。

ふくらはぎのマッサージも、有効です。ただ、足に静脈痛があるかた、常に足が重い、ひどくだるいなどの病的な症状があるかたは、注意してください。

というのも、外見からは判断できない「隠れ静脈血栓」が深部にあった場合、もむことで、血栓が、より心臓に近くて太い静脈内に飛び出す可能性があるためです。

血栓が血流に乗って移動すると、肺動脈をふさぐ肺塞栓症などを起こすおそれがあります。心配なかたは、足をもむ前に、一度医師に相談するとよいでしょう。

ふくらはぎのむくみを取ることは、夜間頻尿のみならず、全身の血流の改善にもつながります。ぜひ、今日から実践してみてください。

→足のむくみが夜間頻尿の原因になっている

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