こむら返りの予防になるツボ築賓(ちくひん)と飛揚(ひよう)

要素が重なってこむら返りが生じることが多い

突然、足がつって、激痛に襲われる「こむら返り」。病気から引き起こされる場合を除き、一般的なものであれば、原因は主に、以下の三つです。

①筋肉の疲労

②冷え

③脱水

それぞれの原因が単独で作用するというよりも、これらの要素が重なって、こむら返りが生じることが多いようです。

例えば、夏の暑い日に、いつもより運動したことで、足が疲れたとしましょう。その疲れが残ったまま、筋肉がこっている状態で、夜、眠りにつきます。

冷房した部屋で、たまたま布団から足が出ていたら、冷えにより血行が悪くなり、筋肉のこわばりが、さらに進みます。

血行がよければ、こむら返りは起こりにくい

また、運動後の水分補給が足りず、脱水ぎみになってしまうことも、想定できるでしょう。体の水分が不足すると、血液の循環が滞ります。

そうした条件が重なると、寝返りを打って無意識のうちに筋肉を動かした際などに、こむら返りを起こしやすいのです。

逆に、筋肉が柔軟で温かく、血行がよければ、こむら返りは起こりにくいといえます。こむら返りが若い人に少ないのは、このためです。年を取ると運動量がへり、筋肉がかたくなるうえ、動脈硬化なども影響して血行が滞り、体が冷えがちです。

これは、筋肉がかたいから血行が悪いともいえるし、血行が悪いから筋肉がかたいともいえます。「卵が先か、ニワトリが先か」というのと同じです。いずれにせよ、こむら返りに悩んでいるかたは、上に挙げた3点に留意してみてください。

痛いところが、悪いところ

そのうえで、これから紹介するツボ指圧を行えば、ふくらはぎの筋肉に起こりやすい、こむら返りの予防になるでしょう。

まずは、築賓(ちくひん)と、飛揚(ひよう)の二つのツボです。いずれも、血流をよくして、冷えを緩和する効果があります。

築賓は、ふくらはぎの内側にあります。一方、飛揚は、ふくらはぎの外側です。

厳密に正確な位置でなくとも、押してみて痛い箇所は、コリがある、つまり冷えによる血流障害があるところといえます。

「痛いところが、悪いところ」と、覚えておいてください。

→足がつったら、つっている足の親指を手でつかんだまま、徐々にひざを伸ばしていく

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