生活習慣とがんは深く関わっている

予防できるがんの割合は高い

がんの原因や危険因子、あるいはがんの発生を抑える因子についての研究は、世界中で広く行われています。

たばこの発がん性はよく知られていますが、2007年に「世界がん研究基金」と「米国がん研究所」がまとめた報告書では、食生活、アルコール、運動不足などの生活習慣も、がんの発生に深く関わっていることを示す疫学研究の論文が多数参照されています。

ある統計によると、米国のがん死亡のおよそ70%は、このような生活習慣が原因だという報告があります。逆の見方をすれば、生活習慣を改善することによって約70%のがん死亡は防ぐことができたとも考えられます。

同様に日本でも予防できるがんの割合は高いと考えられています。問題となる生活習慣を見直すことによって、どれほど多くのがん死亡を防ぐことができるでしょう。

生活習慣の見直しは、自分でできるがん対策

国や地域によって生活習慣や環境は異なり、かかりやすいがんの種類にも違いがあります。日本では、かつては胃がんが群を抜いて多かったのですが、戦後、大腸がんが急増し、女性では乳がんに次いで多くなっています。

がんの予防策を考える場合は、かかりやすいがんの種類と、そのがんを引き起こしやすい生活習慣とを明らかにする必要があります。そのうえで、がんの発生につながりやすい危険因子を取り除いでいくのです。

生活習慣の見直しは、その気になれば自分でできるがん対策です。米国の発表にもあるようにがんの多くは生活習慣が原因です。自分でできるがん対策が大きな割合を占めているのです。

スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加