女性の排尿トラブル:過活動膀胱の特徴

尿もれを伴う重い症状は女性に多い

過活動膀胱とは、2002年に国際禁制学会によって定義された症状・症候群の名称です。日本排尿機能学会の調査によると、40歳以上の健康な男女の12・4%が過活動膀胱にかかっていると推測され、人口に換算するとその数は810万人になります。

その主な症状は、次の3つ。

①急に我慢できないほどの強い尿意が起きる (尿意切迫感)

②トイレに行く回数が多い(頻尿)、夜間でもトイレに行く(夜間頻尿)

③我慢できずにもらしてしまう(切迫性尿失禁)

年齢とともに症状を訴える人の割合が多くなり、70代では5人に1人、80代では3人に1人とされます。男女の差はほとんどありませんが、尿もれを伴うなどの重い症状は女性に多く、QOL(生活の質)への影響も大きくなります。

突然起こる我慢できない尿意が特徴

過活動膀胱の症状で柱となるのは、尿があまりたまっていない状態でも尿意が起こり、我慢できない状態になる尿意切迫感です。頻尿や夜間頻尿があっても、週1回以上の頻度で尿意切迫感がなければ過活動膀胱とは診断されません。

尿意切迫感を感じるようになると、もれないようトイレへ頻繁に行きます。これが頻尿で、過活動膀胱では通常1日8回以上、夜間頻尿の場合は就寝しでから朝起床するまでの間に1回以上トイレのために起きる場合とされています。

さらに切迫性尿失禁とは、トイレへ行く前に我慢ができずもらしてしまう尿もれのこと。過活動膀胱患者の約半数にみられるとされています。

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