過活動膀胱の原因と診断

脳・脊髄の障害や加齢など原因はさまざま

過活動膀胱の症状は、膀胱の排尿筋が自分の意思と関係なく収縮してしまうことにより起こります。その原因は大きく「神経因性」と「非神経困性」の2つに分けられます。

神経因性とは、脳血管障害、パーキンソン病などの脳の障害や、脊髄損傷など脊髄の障害によるもので、排尿をコントロールする神経がうまく働かなくなることで過活動膀胱の症状が現れます。

一方、非神経因性とは神経以外の原因によるもので、神経因性より多くみられます。加齢や骨盤底筋という筋肉の脆弱化、男性なら前立腺肥大症などが原因に挙げられます。それ以外は原因のわからない「特発性」によるものです。

受診の前に症状や頻度をメモしておく

過活動膀胱の診断は、症状を確認する問診や簡単な質問票への記入で行われるのが一般的です。

・問診

いつからどんな症状が出て、どのくらいの頻度なのか、日常生活への影響、これまでの病歴などがたずねられます。受診の前に自分で簡単なメモを作成して、持参するとよいでしょう。

・質問票

「過活動膀胱症状質問票」(OABSS)という問診票が診断や重症度の判定によく用いられます。

また、他の病気と鑑別するため、尿検査を行う場合があります。検尿で血尿があれば膀胱がんなどが、膿尿があれば膀胱炎などが疑われます。

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