女性の排尿トラブル解消法:行動療法

過活動膀胱、腹圧性尿失禁の治療法としては、行動療法、薬物療法、手術、生活改善の4つが挙げられます。

過活動膀胱の治療では、行動療法の膀胱訓練や骨盤底筋体操、薬物療法が行われます。

腹圧性尿失禁では骨盤底筋を強化する骨盤底筋体操が有効で、軽症・中等度の約7割が改善するとされています。ほかに薬物療法を併用する場合もありますが、効果がなければ手術療法が選択肢の1つとなります。

行動療法

・膀胱訓練

膀胱の容量を増やすため、尿が膀胱にある程度たまるまでトイレに行くのを我慢する訓練です。過活動膀胱や切迫性尿失禁などに効果があります。

尿意を感じても15~30分は我慢して排尿間隔を延ばしていきます。ただし無理をせず、初めは5分くらいから行い、徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。合わせてそれを記録しておきます。

尿意を感じた時に自分の意思で排尿をコントロールするコツをつかみます。

・骨盤底筋体操

肛門や膣に力を入れたりゆるめたりすることで、骨盤底筋を強化します。腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁、骨盤臓器脱などに効果があり、予防効果もある体操です。

正しく骨盤底の筋肉を動かすことが一番のポイントです。その感覚をつかむ簡単な方法を紹介しましょう。

リラックスしやすい入浴時に行います。バスタブに座り、左手をへソ下にあて、右手の指先を肛門か膣に置きます。そしておならをこらえる要領で膣と肛門を締めます。おなかに力を入れずに締めることができたら、正しく動かしていることになります。

この体操は、前述した膀胱訓練を上手に行ううえでも非常に大切です。

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