耳管開放症は検査技術の向上で正確な診断が可能に

耳管機能の検査が行える病院は少数

耳管開放症による不快な症状は、突然起こります。頭痛やめまいの後に起こるなど、わかりやすい前兆は、特別ありません。しかしよく思い起こしてみると、過去に1~2回、自分の声が耳に響いたり、耳が詰まった感じがしたりしたなど、前駆症状の経験のある人が少なくないようです。

自分の声が普段よりも大きく聞こえたり、ザーザー、ヒューヒューといった自分の呼吸音が聞こえたりしたら、耳鼻咽喉科への早めの受診をおすすめします。

特殊な検査機器が必要なため、現状では耳管機能の検査が行える病院は少数です。しかし、病気のスクリーニングや検査・治療を行っている医療機関を紹介してもらう上でも早めの受診は有用です。

実施できる医療機関は少ないとはいえ、検査レベル自体は近年、格段に向上しています。

検査・診断にはさまざまな方法がありますが、よく行われるのは「音響法」、「耳管鼓室気流動態法(TTAG)」の2種類です。

これらの詳細は専門的な内容のためここでは省きますが、いずれも特殊な検査機器で耳管にかかる圧をディスプレイでグラフ表示し解析します。

そのほかにも、耳管周囲の血流障害や脂肪組織の減少がないかをCT画像で調べたり、自律神経的な側面から機能障害がないかを問診や血圧測定などで調べたりします。

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