糖尿病によるストレスの発散にも患者会は有効

ストレスをため込まないいい方法

ストレスが血糖値を悪くする要因の一つであることはよく言われています。

糖尿病の患者さんには共通する次の四つのストレスがあります。

①病気への不安…漠然としたものも含めてて、低血糖や合併症が怖いなどの不安につきまとわれる。

②治療上の決まりごと…インスリンを毎日打つこと、血糖値を1日3回計測しなければならない、きちんとした食事を一生続けなくてはならないなど、継続に対するストレスが高じる。

③生活の問題…会社に病気のことを伝えたら解雇されるのではないか、結婚できるか、子どもが産めるのか、また治療費など経済的な問題。

④家族や友人など人間関係の問題…食事に行ってもみんなと同じものを食べられなかったり、食べようとすると注意されて周囲から監視されている感覚に襲われたりする。また、医師や看護師といった医療従事者との付き合いも患者さんにとってはストレスになることもある。

患者会への参加は、こうしたストレスをため込まないためにも有効な手段といえます。

楽に糖尿病と上手に付き合っていくことができるように

まず①については、病気についての正しい知識と対策がわかれば、不安はおのずと軽減されます。知識や対策を得るのに患者会はとても役立ちます。

②についても同様で、患者会では自分に見合った無理のない計測方法などを外来での受診時よりも詳しく教えてもらえます。血糖値の計測を例に挙げれば、人によっては週2回に軽減できたりするものです。

③や④については、患者会の醍醐味である仲間ができることでかなり解消できます。悩み事があっても、仲間の経験談を聞けば、明るい希望が持てるようになるものです。

また患者会の中での交友であれば、皆が同じ問題を共有しているので、一緒に食事するにしても、孤独を感じることはありませんし、余計な注意も受けずに済みます。

また医療従事者との関係も、会の活動を通じて自然と打ち解け、よくなります。本当に困ったことを相談できるような良好な関係が築けることでしょう。

患者会に参加すれば一人でするよりも、はるかに楽に糖尿病と上手に付き合っていくことができます。積極的に利用していただきたいものです。

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