こんな人が熱中症になりやすい

体型や体調、生活習慣が発症に影響

熱中症が発生しやすい生活環境にいても、熱中症になる人もいれば、ならない人もいるのはなぜでしょうか。熱中症になりやすい条件には、体型、体調、生活習慣が関わっています。特に熱中症になりやすい条件を満たしている場合には、熱中症のリスクが高いとされています。

・太っている人

皮下脂肪が多いほど体内の熱が外に放散しにくく、さらに体重に対する体表面積が小さいため、効率よく放散することができません。また、肥満者は脂肪がおもりのようになっているため、非肥満者と同じ運動を行っても大きな運動ストレスがかかり、熱の発生が大きくなります。

・高齢者(特に75歳以上の人)

加齢に伴い発汗などの体温調節機能が低下するため、熱中症を発症しやすくなります。また、のどの渇きを感じにくくなるうえ、嚥下障害や食欲の低下などにより水分の摂取量が少なくなったり、頻尿や尿失禁を避けるために自ら飲水を制限したりするなど、水分が不足しがちになることも原因です。

・乳幼児

体温調節機能が未発達なため、発症の危険度が高くなります。エアコンを切ると熱のこもりやすい自動車内での熱中症の発生が多く、保護者が十分に注意することが必要です。季節にかかわらず、また短時間であっても車内に乳幼児だけを残さないようにしましょう。

・体調が悪い場合

寝不足や疲労など体調が悪い時は、暑さに対する抵抗力が低下しています。また、風邪などによる発熱や下痢、二日酔いの状態は脱水症状が出現していることも多く、熱中症になりやすい状態です。

・スポーツ時に無理をしすぎる人

暑い中で激しい運動をしていると、多くの人は「水が欲しくなる」、「休みたい」などと感じます。しかし、団体競技の試合などで「自分だけ休めない」と感じ、苦しくてもがまんし、熱中症となってしまう人も少なくありません。まじめで頑張り屋の人に多い傾向です。

・運動習慣を持たない人・冷房依存度が高い人

運動習慣は基礎体力をつけるだけでなく、さまぎまなストレスに対する抵抗力も高めます。逆に日ごろ運動をしていない人は、暑さに対する抵抗力が弱いため、熱中症になりやすいのです。

特にに運動習慣がなく、1日中エアコンをつけっばなしにしているなど冷房への依存度が高い人も、暑さに対する抵抗力がないので熱中症になりやすいといえます。

・熱中症発生を助長する薬物を服用している人

発汗作用を抑制する薬(パーキンソン病や頻尿などの薬で副交感神経を阻害する抗コリン作用のあるもの)や、脱水を来しやすい利尿剤、体温調節中枢を抑制する可能性がある抗精神病薬などによって、熱中症が引き起こされることがあります。

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