熱中症予防には水道水でもOK

世界有数の水質を誇る日本の水道水

蛇口をひねればいつでもすぐに利用できる水道水は、私たちの暮らしに一番身近な水といえるでしょう。現在日本の水道普及率は、97・5%(2008年度・厚生労働省)に上り、その水質は豊富な水資源と高度な浄水処理技術のおかげで、世界でもトップレベルといわれています。

その証拠に、水道水をそのまま飲んでも、健康を害することはまずありません。

昔は主に地下水を水源としていましたが、現在は約70%を河川の水(ダムの水など)が占めています。くみ上げた水は、浄水場に運ばれ、ここで沈殿、ろ過、消毒といった処理が行われ、安全でおいしい水に生まれ変わります。そこから給水所を経て配水管を通り、ようやく私たちの元に届けられるという仕組みになっています。

独特のカルキ臭は安全な水の証し

ミネラルウオーター類に比べ、水道水はまずいというイメージがありますが、これはなぜでしょうか。

その主な原因となっているのが、水道水の消毒に使われる塩素臭、すなわちカルキ臭です。強力な殺菌力を持つ塩素は、水中の病原微生物の消毒に威力を発揮し、水道水の汚染防止に重要な役割を果たしてくれます。

このため、現在の水道法では、蛇口での残留塩素濃度を0・1mg/ℓ以上に保つことが定められています。つまり、独特のカルキ臭は、安全な水の証しでもあるのです。

とはいうものの、近年は浄水処理技術が発達し、水道水の味は飛躍的に向上し、東京都では、ペットボトルに詰めた水道水を販売し、そのおいしさをアピールしています。

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