甲状腺の病気を抱えている人は全国に500万人

疲れやすい、無気力。その症状は甲状腺の病気?

なんだか気持ちが落ち込む、ささいなことに泣きたくなる、いつもイライラしている、汗が噴き出る、月経が不順になる…女性にこのような症状が現れたら、まずは更年期障害を疑ってしまいます。

また、動惇がするから心臓病かもしれない、足がむくむので腎臓病に違いない、毎日ゆううつなのはうつ病? などとついつい症状を自己判断してしまいます。しかし、これまで更年期障害のせいだと思っていた、これらの症状が、実は甲状腺の病気の症状だとしたらどうでしょう。

甲状腺の病気にかかると、実にさまざまな症状が全身に現れます。そのため、ほかの病気と勘違いされ、誤診されることもよくあります。

患者の9割は女性、患者数は500万人

甲状腺に何らかのトラブルを抱えている人は全国に500万人。10人に1人ともいわれています。この数字に驚く人も多いでしょう。これは生活習慣病に匹敵する数です。しかも性別で見ると、女性が圧倒的多数を占めでいます。

それなのに病気があまり知られていないのは、典型的な症状がなかったり、乏しかったりするケースが多いことも一因となっています。甲状腺の病気の種類によっては、初期には全く自覚症状が現れないものもあります。

最近では人間ドックや健康診断で初めて、甲状腺ホルモンの値に異常があることを指摘されて、驚いて甲状腺専門医を受診する人も多いようです。自分ではなんの異常も感じていないのですから、検査値に驚くのは当然です。

万一、異常を指摘されたら、放置をせずに詳しい検査を受けましょう。多くの甲状腺の病気は早期に治療すれば、それほど怖いものではありません。

また東日本大震災以後に、放射線と甲状腺の関連が注目を集めましたが、それらについても、正しい知識をもって正しく対処する必要があります。

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