ロコモの3大要因

急激に膝が悪化して歩行が困難になる場合も

1.筋力の低下

筋力は年齢とともに低下していきます。特に60歳を過ぎると、意識して鍛えない限り、腰から足にかけての大きな筋肉(大腰筋、下腿三頭筋、、大殿筋、中殿筋)がどんどん衰えていきます。これらの筋肉は、立ったり、歩行するときに重要な役目を果たしていますので、これら筋力が低下すると確実に転倒しやすくなり、骨折や捻挫をするリスクが高まります。

2.バランス能力の低下

加齢とともに衰えるのは筋力だけではありません。人間は立ったり座ったりするとき、筋肉や関節といった運動器が連携して、体のバランスを取っています。

この連携が年齢とともにうまく行われず、立った拍子につまずく、片脚立ちをするとふらふらするといったことが起こり、転倒しやすくなるのです。

3.運動器の疾病

加齢による筋力の低下やバランス能力の低下以外に、運動器そのものの疾病があります。その主なものをピックアップしてみましょう。

ひざの痛みで悩む高齢者は数多くいますが、その主たる原因は変形性膝関節症によるものといわれています。同じくひざ痛をともなう関節リウマチの患者数が国内に50万人なのに対して、変形性膝関節症は1000万人という集計結果もあります。50歳以降であれは、まずこれを疑っていいでしょう。

とはいえ、変形性関節症の主な要因は加齢だけではありません。ほかに肥満、性別(女性が男性の3~4倍多い)、遺伝などの要因が重なり合って発症すると考えられています。

また症状の進行も人さまざまです。変形性関節症は関節の軟骨がすり減り、その表面が滑らかでなくなり、関節炎を生じます。進行すれば骨と骨が直接こすれ合うまでになります。痛みが少しずつ進行する場合もあれば、急激に悪化して歩行が困難になる場合もあります。

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