R・1乳酸菌によるNK活性の増強が感染症を予防

年齢を問わず感染症の予防に効果を発揮

プロパイオテイクスは乳酸菌の種類・性質によってさまざまな効用が期待できます。その一つが免疫力の強化で、特にブルガリア菌の一種であるR・1乳酸菌はNK細胞の活性化を促すことが確認されています。

実際に、R・1乳酸菌を摂取すると本当にNK活性が上昇するのか、また感染症の予防に役立つのかを検討するために試験が行われています。

山形県舟形町と佐賀県有田町に住む59~85歳の健康な住民計142名を対象とした試験で、両地域とも住民を2つのグループに分け、一方はR・1乳酸菌を使用したヨーグルトを1日90g、もう一方は一般的に免疫を高めると言われる牛乳1日100mLをそれぞれ8週間、12週間摂取してもらいました。

結果、2つの地域とも、ヨーグルト摂取群で数値が正常値を超え、特にもともとNK活性が低かった人ではより顕著な改善が見られました。

また、2つの地域を合わせてかぜにかかる率(=雁患リスク)を検討した結果、ヨーグルト摂取群の雁患リスクは牛乳摂取群に比較して4割以下にまで低減したことも明らかにされています。

この検討結果から、R・1乳酸菌の摂取が年齢を問わず、感染症の予防に効果を発揮することが期待されます。

予防に有効に働くメカニズムはまだ明らかになっていませんが、R・1乳酸菌が作り出す酸性の多糖体が腸管の免疫細胞に作用。その作用がT細胞に波及して、T細胞が作り出す生理活性物質によってNK活性が高まり、予防効果につながっているものと推測されています。

健康に直結する免疫力の向上には、日ごろの生活習慣を見直すことが第一歩。ストレス、運動、食事の工夫で、病気を寄せつけない体づくりを今日から始めてみませんか。

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