尿路結石を再びつくらないために食生活を見直そう

尿路結石ができた人のほとんどは、食生活に結石のできる原因があります。そのため、食生活を改善しないと、尿路結石を治療中でも悪化しやすく、治ったあとでも再発するリスクが高くなります。尿路結石をおこしやすい食品を知り、過食や偏食を改めましょう。

尿路結石は、からだからの警告ととらえよう

尿路結石は再発しやすい病気で、治療後5年間で約4~6割の患者に再び結石ができるという調査もあります。

尿路結石の多くは、不適切な生活習慣により発症するため、その生活習慣を改善しない限り、再発してしまいます。とくに肥満を解消し、欧米化した食事を改善することが再発防止には欠かせません。

尿路結石を予防するには、食べすぎ・飲みすぎや偏食を避け、適度な運動を習慣にして肥満を防ぐことがポイントです。そのうえで、「尿路結石を再びつくらない対策」を参考に栄養素のとり方など、食生活を見直しましょう。

最近では、尿路結石をメタボリックシンドロームと共通する基盤をもった生活習慣病ととらえる考え方が提唱されています。尿路結石症診療ガイドラインでも、肥満、糖尿病、高血圧といった生活習慣病が尿路結石の発症と関連していることが指摘されています。

尿路結石は、メタボや生活習慣病の危険が迫っているという、からだからの警告です。尿路結石ができたことをきっかけに、肥満や不適切な生活習慣を改善していくと、ほかの病気にかかるリスクも下がってきます。

1日あたり2L以上の水分補給を目標に

体内の水分が不足すると尿の濃度が高くなり、結石の元になるシュウ酸やカルシウムの結晶ができやすくなります。水分を十分にとると、結石が小さいうちに尿とともに排出しやすくなります。食事以外に1日2L以上の水分をとることを目標にしましょう。

とくに夏の暑い時期はたくさん汗をかくため、体内の水分が不足し、結石ができやすくなります。水や麦茶をこまめにとることが大切です。

なお、アルコールや清涼飲料水、甘いソフトドリンクなどは、結石をつくりやすいので、水分補給には適しません。

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