尿路結石を再びつくらない対策

甘い飲み物をとりすぎないように

・対策① 動物性たんばく質、脂質、塩分、糖分は控えめに

肉類など、動物性たんばく質や脂質の多い食品は、尿中に結石のもとになるシュウ酸やカルシウムをふやします。同時に結石の形成を防ぐクエン酸を減少させ、シュウ酸カルシウム結石をできやすくすると考えられています。

肉類などの動物性たんばく質を減らして、豆腐や納豆などの植物性たんばく質をとり、油の使用を少なめにしましょう。

また、塩分や糖分をとりすぎると、尿中へのカルシウムの排出がふえ、結石ができやすくなります。とくに甘い飲み物をとりすぎないように注意しましょう。

・対策② シュウ酸が多い食品はカルシウムと一緒に

シュウ酸を多く含む食品をとりすぎると、シュウ酸カルシウム結石ができやすくなります。シュウ酸は水に溶けやすいので、シュウ酸を含む食品は、ゆでて調理すれば減らすことができます。

また、シュウ酸とカルシウムを同時にとると、腸内で両者が結合し、便として排出されやすくなります。たとえば、コーヒーや紅茶にミルクを入れたり、ほうれんそうにかつお節やしらすをかけるなど、カルシウムと一緒にとる工夫をしましょう。

お酒は種類を問わず飲みすぎないように注意

・対策③ 尿酸の元になるプリン体をとりすぎない

食品に含まれるプリン体という物質は、体内で代謝されると尿酸になります。体内で尿酸がふえすぎると痛風になるだけでなく、尿酸結石やカルシウム結石ができやすくなります。

プリン体はさまざまな食品に含まれているため、完全に制限することば困難ですが、とくに多く含む食品は控えたほうがよいでしょう。

なお、ビールはプリン体を豊富に含む飲料として知られていますが、アルコール自体に尿酸の生成を促進する働きがあるため、お酒は種類を問わず飲みすぎないように注意しましょう。

・対策④ 尿をアルカリ化する食品を心がけて食べる

尿酸の多くは尿と一緒に排出されるので、尿酸が溶けやすい尿になれば、尿酸の排出が促されます。

尿酸は酸性のもとでは結晶化しやすく、アルカリ性のもとでは溶けやすい性質があるため、尿をアルカリ化する食品を十分にとることが大切です。シュウ酸カルシウム結石、尿酸結石、シスチン結石とも、尿がアルカリのほうに傾くと結石ができにくくなります。

・対策⑤ 夕食は就寝4時間前に済ませる

飲食したものが尿となって排出されるまでには4時間ほどかかります。とくに就寝中は水分が失われやすく、尿が濃くなって結石が成長しやすくなります。夕食から就寝まで少なくとも2時間、できれば4時間はあけるようにしましょう。

また、就寝前と起床時は、コップ1杯の水を忘れずに飲むようにしてください。

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