8月は救急搬送される人が最多に!屋外はもちろん屋内でもしっかり熱中症への備えを

8月は気温や湿度が上がって、熱中症で倒れる人が急増します。昨年は、7月に約1万9000人、8月に約2万1000人が、救急搬送されました。熱中症をしっかり防いで、今年の夏を乗り切りましょう。

高温多湿になると家の中でも熱中症になる危険性が

室内でじっとしていても、温度や湿度が高くなると、からだから熱が逃げにくくなり、熱中症になる恐れがあります。室内では、部屋の湿度が28度、湿度は60%を超えないようにこまめにチェックし、エアコンや扇風機で温度や湿度を調整しましょう。

たとえば、台所で火を使って調理をすると、熱とともに蒸気による湿気が発生して、高湿多湿の環境になります。火を使って調理しているときは、常に換気扇を回し、エアコンをつけて室温を調節するようにします。時には、電子レンジでの調理に切り替えてもよいでしょう。

睡眠中は寝冷えを心配してエアコンをつけない人もいますが、熱帯夜(夜間の最低気温が25度以上)のときなどは、寝ている間に熱中症をおこす危険性があります。風が直接からだに当たらないようにして、エアコンや扇風機を利用しましょう。

また、水分の補給も大切です。のどの渇きを感じる前に、こまめに水分をとりましょう。

外出時には、涼しい服装と水筒などの持参を

猛暑日(最高気温が35度以上の日)などは、できるだけ日中の外出を控えたいところですが、どうしても外出しなくてはならないときは、こまめに日陰で休憩をとるなど、無理をしないように心がけましょう。

肌を露出して外出すると、そこに太陽光や地面からの照り返しによる熱を受けるので、通気性のよい衣服でからだを覆うようにしましょう。襟元がゆったりして、できるだけからだを締めつけないデザインのものを選ぶのがポイントです。

また、保冷剤や氷、冷たいタオルなどを使ってからだを冷やせば、体内に熱がたまるのを抑えられます。

外出時は水筒やペットボトルなどを持ち歩いて、いつでも水分を補給できるようにします。とくに汗をたくさんかいたときは、水分だけでなく塩分も必要となるので、スポーツドリンクや経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを飲むようにしましょう。

「高温注意情報」「暑さ指数」などの情報を参考に、熱中症への十分な対策を

気象庁では、翌日または当日の最高気温がおおむね35度以上になることが予想される場合に、「高温注意情報」を発表して熱中症への注意を呼びかけています。

また、環境省では当日、翌日、翌々日の3時間ごとの「暑さ指数」の予測値及び現在の「暑さ指数」の値を、「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」という5段階に分けて発表し、熱中症の注意喚起を行っています。

これらの情報を活用して、暑さから身を守りましょう。

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