脳と筋肉のどちらが疲れても、疲労を感じる

体を動かさない人のほうが疲れている

疲労は、体を酷使している人だけが感じるわけではありません。むしろ今の時代は、体を動かさない人のほうが疲れているのではないでしょうか。

例えば、1日じゅうパソコンに向かっていたり、デスクワークで座りっぱなしだったり。そんな人は、背中や肩がバリバリにこって、疲労を体にため込んでいることがよくあります。

疲労には、精神的な疲労と肉体的な疲労があります。精神的な疲労は筋肉の疲労につながり、筋肉の疲労は脳の緊張につながります。つまり、脳と筋肉のどちらが疲れても、疲労を感じるのです。

実は、疲労を訴える人の多くは、背骨周りが硬くなっています。背骨の中には脊髄が通っており、脳につながっています。その脳の緊張が、背骨周りの筋肉の緊張になっていると考えられるのです。長い時間同じ姿勢を取っている人は、特にその傾向が強いようです。

「肩ブラ」で血流がよくなり疲労物質が回収される

こうした背骨周りの筋肉の緊張を破め、疲労の回復に役立つのが、「肩ブラ」というコンディショニングです。

コンディショニングとは「筋肉を整える運動」のことで、筋肉を緩めて、元の状態に戻すリセットコンディショニングと、使えていない筋肉を使えるようにするアクティブコンディショニングがあります。疲労回復に効果があるのは前者で、肩ブラはその基本のエクササイズです。

リセットコンディショニングでは、脱力して体を動かします。これで疲労が回復するのは、寝返りの原理を応用しているからです。眠っている問、筋肉を動かす大脳は休んでいます。その状態で体を動かすと、筋肉の緊張が緩み、疲れが取れるのです。

コンディショニングトレーナーの有吉良恵先生たちは、医療機関の協力を得て、これをエコー検査で確認しました。リセットコンディショニング中の筋肉は、筋膜との間にすきまができて、血流がよくなっています。血流がよくなれば疲労物質が回収され、筋肉にも弾力が戻ってきます。

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