鼻水や鼻づまりがおこる代表的な鼻の病気「鼻中隔湾曲症」

睡眠時無呼吸症候群などを引きおこしやすくなる

鼻中隔は、空気の通り道である「鼻腔」を左右に分けている壁です。鼻中隔湾曲症は鼻中隔が強く曲がって(湾曲して)いるせいで、鼻づまりや鼻血、嗅覚障害などの症状が慢性的に現れる病気です。

鼻づまりがひどい場合は、睡眠時無呼吸症候群をおこすこともあります。さらに、鼻中隔が曲がると副鼻腔の出口が狭くなり、炎症や細菌の繁殖がおこりやすくなるため、慢性副鼻腔炎を合併しやすくなります。

かぜやアレルギー性鼻炎ではないのに、しつこい鼻づまりや鼻血に悩まされているという人は、鼻中隔湾曲症の可能性も考えて、一度耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。

血管拡張薬などを用いて鼻づまりを解消させる

鼻中隔湾曲症の診断をするために、鼻鏡による「視診」、内視鏡検査やCT検査、鼻づまりの状態を調べる「鼻腔通気度検査」などを行います。

治療は、鼻づまりを解消するために血管拡張薬などを使った薬物療法が行われます。症状が強い場合は、湾曲している軟骨と骨を切除して左右の鼻腔のバランスをととのえる手術が検討されます。

慢性副鼻腔炎を合併している場合には、同時にその治療も行われます。

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