中高年のための「和菓子教室」

和菓子つくりは意外と簡単

「和菓子」というと、お茶席で出されるイメージが浮かび、少し特別な、かしこまったお菓子のように思う人も多いかもしれません。また、繊細な造形から、修練を積んだ職人でなければ作れないと思いがちです。ところが、近年のスイーツブームで和菓子への関心が高まり、自分で和菓子を作ってみたいという人もふえ、和菓子教室が人気となっています。

今回は、小坂歩美さんと大森慶子さんによる「和菓子ユニット・ユイミコ」のアトリエを紹介します。お二人は、製菓学校を卒業後、和菓子店勤務を経て、多くの人に和菓子をもっと楽しんでもらおうと、和菓子教室の開催や和菓子のレシピ本の発行などの活動をしています。

「和菓子を作るといっても材料の見当さえつかない人がほとんどです。そのためハードルが高いと感じるかもしれませんが、実際に作ってみると、それほど特別な材料を使うわけではなく、難しいものでもないんですよ」と小坂先生はいいます。

今回作るのは、じようよ饅頭「春の宴」と練り切り「初桜」。まず、先生の実演を見ながら作り方の説明を受け、それからグループに分かれて製作を開始。先にじょうよ饅頭から取りかかります。生地を練り、小豆こし解を包んで蒸し器へ。

饅頭を蒸している間に、練り切りを作ります。まず、練り切り餡を作って食紅でピンクに染めます。つづいて、こし餡を包み、ヘラで桜の花びらの線を入れていくのですが、これがなかなか難しい様子。「失敗した!」「どうしたらいいの?」と悲鳴に似た声があちこちで上がっていましたが、みなさんすてきな桜の花に仕上がりました。

練り切りが完成するころ、饅頭が蒸し上がり、いい香りが漂ってきました。饅頭に焼き色をつけ、鼓の緒をイメージした飾りをつけて、こちらも出来上がり。毎回、自分で作った和菓子はそれぞれ箱に入れて持ち帰り、ご家族やお友だちに振る舞うそうです。

「クッキーやケーキを作る人は多いですが、和菓子を手作りする人はまだ少ないと思います。でも、洋菓子よりも少ない材料で簡単にできるものもあるので、まずは和菓子を知るところから始めていただければきっと楽しめますよ」と大森先生。

和菓子は、コーヒーや紅茶などとも、とても相性のよいお菓子です。手作りの和菓子と好きな飲み物で、ティータイムを楽しんでみませんか。

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