がんにならないために肥満にならない食生活を

肥満を防ぐことが、がん予防につながる

がん予防の食事指針にはありませんが、肥満につながりやすい食生活を見直すことも重要です。肥満は、世界がん研究基金と米国がん研究所がまとめた報告書で、がんのリスクを上げることが「確実」とされています。その意味で、肥満を防ぐこと、解消することは、がん予防につながるのです。

また、国際的な指針では、21歳のときの体形を維持すること、

つまり成人後に体重が増えないようにすることが望ましいとされています。

食事では、動物性脂肪の多い高エネルギ一食品をできるだけ少なくすることが大切です。ファストフードや砂糖入りの清涼飲料は控えめにしましょう。

肥満の予防や解消という点では、運動を生活に取り入れることも大切です。日本人のがん予防法の指針にあるように、日常生活を活動的に過ごすように心がけるだけでも運動量は増やせます。注意が必要なのは、日本人の場合、欧米とは異なって、肥満とがんはそれほど強い関連がないことです。

むしろ、日本人を含むアジア人では、やせに伴って死亡リスクが上昇する傾向が見られています。やせている人は、感染症やある種の呼吸器の病気のリスクが高いことも知られています。とはいえ、肥満が閉経後の乳がんのリスクを高めることは「確実」で、大腸がんとの関連も「ほぼ確実」とされています。

がん以外では、糖尿病、高血圧、脂質異常症、さらには動脈硬化性疾患のリスクを高めることが知られています。

その意味では、肥満を解消することが、がんを含む生活習慣病のリスクを低下させるのに効果的だといえるでしょう。

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