肺炎を予防する3つの対策

細菌やウイルスに負けない体をつくること

肺炎を予防するためにまず大切なのは、肺炎の原因となる細菌やウイルスを体内に侵入させないこと。そして、細菌やウイルスに負けない体をつくることです。肺炎で命を落とさないためにも、日ごろから予防策を心がけておくことが大切です。

①感染を予防する

・うがい

電車内、ショツピンクセンター、病院など、人が大勢集まる場所の空気中には、細菌やウイルスがたくさん漂っている可能性があります。外から帰ったらすぐにうがいをしましょう。

・手洗い

細菌やウイルスは、手を介して口や鼻の粘膜へ、さらには肺へと侵入します。石けんを使った手洗いをこまめに行いましょう。

・マスクの着用

せきやくしやみの飛沫は1~2mも飛ぶといわれ、細菌やウイルスを含んだ飛沫を吸い込むことで感染します。自らの感染予防はもちろん、周囲の人に感染を拡大させないためにも、外出時にはマスクを着用しましょう。

〈特に高齢者が気をつけたいこと〉

・口腔内を清潔にする

歳をとると、咳をすることや、飲み込むこと(嚥下という)がうまくできなくなり、唾液や食べ物が誤って気管に入ってしまうことがあります。これを「誤嚥」といい、誤嚥の際に口の中の細菌などが一緒に気管に入ると、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。肺炎予防には、歯磨きやうがいをおろそかにせず、口腔内を清潔に保つことも大切です。

②予防接種を受ける

・肺炎球菌ワクチン

「肺炎球菌ワクチン」は、肺炎球菌による肺炎を予防し、重症化を防ぎます。平成26年10月からは、高齢者への接種が自治体の定期接種の対象となりました。対象年齢に該当し、過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことのない人は、ワクチン接種の公費助成が受けられます。

・インフル工ンザワクチン

インフル工ンザをきっかけに肺炎を起こすこともあります。とくに高齢者では、肺炎予防のためには肺炎球菌ワクチンだけでなく、インフル工ンザワクチンを接種することも強く推奨されています。

③免疫力を高める

・栄養、睡眠

肺炎予防には、十分な睡眠と栄養をとって免疫力を高めることも重要です。夜はできるだけ日付が変わる前に就寝し、免疫力アップに必要なタンパク質やビタミンA、C、Eなどをしっかりとるとともに、バランスのとれた食事を規則正しくとりましょう。また、ヨーグルトや納豆、漬物などの発酵食品も、免疫力アップに役立ちます。

・禁煙

タバコは免疫力を低下させ、気管や肺にも悪影響を与えます。また、現在、高齢者の肺炎が増えている原因の1つとして、若いころの喫煙習慣も指摘されています。喫煙習慣のある人は、今すぐ禁煙を実行しましょう。

スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加