喫煙習慣がメタボや生活習慣病を引き寄せます!今すぐ「禁煙」にチャレンジ!

タバコは、さまざまな病気のリスクを高めることが明らかになっています。メタボや生活習慣病の発症と悪化にも深くかかわっています。このためメタボ健診でも、喫煙歴の有無によって、その後の特定保健指導の内容が違ってくる場合があるなど、たいへん重要視されています。

「喫煙歴あり」で特定保健指導が変わる場合も

メタボ健診の結果、心筋梗塞や脳卒中など生活習慣病のリスクが高いと判定された人は、特定保健指導を受けることになります。

まず腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上に加え、「血糖値が高め」「脂質異常がある」「血圧が高め」の3項目のうち、1項目が保健指導判定値に当てはまったときには動機付け支援、2つ以上該当なら生活習慣病のリスクが高い人向けの積極的支援となります。

また、腹囲が男性85cm未満、女性90cm未満でも、男女ともBMIが25以上の場合、「血糖値が高め」「脂質異常がある」「血圧が高め」の3項目のうち、1~2項目が保健指導判定値に当てはまった場合に動機付け支援、3つ該当したなら積極的支援となります。

ただし、喫煙歴の有無で特定保健指導の内容が変わってきます。喫煙歴がなければ動機付け支援の人でも、質問票で「喫煙歴あり」と答えた人は積極的支援に変わる場合があるのです。

「喫煙歴あり」とは、メタボ健診での質問票の「現在、タバ]を習慣的に吸っている」の問いに対して、「はい」と答えた人です。「これまでに合計でタバコを100本以上吸ったことがあるか、または6カ月以上にわたってタバコを吸っている人」であり、「最近1カ月間も吸っている人」のことです。

すなわち、腹囲や血液検査の結果が同じようなレベルであっても、喫煙歴があればメタボや生活習慣病に進むリスクが高いため、より強力な特定保健指導が必要になる、ということです。

喫煙習慣は「依存症」

喫煙習慣が、がんやメタボ・生活習慣病のリスクを高めることはいうまでもありません。歯周病、骨粗しょう症、認知症などとの関連も指摘されています。

その一方で、少しでも早く禁煙すれば、その分、これらの病気などのリスクを下げられると考えられています。そして、喫煙期間が長い人もこれは同じです。いくつになったとしても、「今さら」と思わず、「今こそ」禁煙にチャレンジしましょう。

禁煙は一人で達成するのは難しいといわれています。これは、「ニコチン依存症」という病気がタバコをやめられない大きな理由となっているからです。やめたいという意思だけでは、なかなか克服できないのが「依存症」なのです。

このため、禁煙達成に向け、さまざまな「支援」を受けることがすすめられています。家族や職場の仲間などの身近な支援から、自治体が行っている禁煙サポート事業や、医師による支援(禁煙外来での指導、禁煙補助薬の処方など)まで、多様な支援が考えられます。

周囲からの支援を受けたとしても、やはり、禁煙に向けた本人の生活習慣の見直しも大切です。タバコがほしくなるような行動を減らす工夫をして、禁煙を目指しましょう。

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