CKDになるのを防ぐ日常生活の心得

自分がよく食べる食品の塩分量に注意

食べすぎや塩分のとりすぎ、運動不足、喫煙といった生活習慣、からだの冷えやストレスは、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病や肥満の原因になり、CKDの発症につながります。不適切な生活習慣を見直し、生活習慣病やCKDの予防に取り組みましょう。

●「塩分」をとりすぎない

食生活の面では、塩分のとりすぎに注意することがポイントです。塩分のとりすぎは高血圧を招き、腎臓の機能低下につながります。塩分の摂取量は、1日に6g未満を目標にしましょう。

食品成分表などを参考にして、自分がよく食べる食品にどのくらいの塩分が含まれているかを確認し、とりすぎに注意します。尿検査により、自分の塩分摂取量を調べる方法もあるので、興味のある人はかかりつけ医に相談してください。

●エネルギーのとりすぎによる肥満に注意

CKDの発症前や、軽度の場合は、エネルギーのとりすぎにもっとも注意が必要です。肥満はインスリンの働きを悪くするため、糖尿病対策としても肥満を改善することが大切です。

食生活では、ゆっくりと食べる習慣を身につけて食べすぎを防いだり、糖質(ごはんやパン、めん類)や脂肪の多い食事に気をつけましょう。また、食事の際は野菜やきのこ類など血糖値を上げにくいものから食べ、血糖値を急激に上げやすい糖質は最後にとるようにします。

ただし、CKDが重症になると、たんばく質の摂取量の調節が必要になり、からだに必要なエネルギーを確保するのが難しくなってきます。摂取エネルギーが不足しても腎臓に負担をかけてしまう恐れがあるので、調理法を工夫して摂取エネルギーをふやす必要があります。

●適度な運動をつづける

適度な運動をすると、血液の循環が促され、血圧や血糖値を下げたり、中性脂肪の数値を下げたりする効果が期待できます。また、肥満やストレスの解消にも役立ちます。

手軽に始められるウオーキングやサイクリング、水泳、軽いジョギング、筋トレなど、自分に合った継続できる運動を習慣づけましょう。高齢者や高血圧症、糖尿病などの持病のある人は、運動の強度や頻度について主治医に相談してください。

●体の冷えやストレスにも注意

からだが冷えると血管が収縮して血圧が上がり、腎臓の機能にも悪影響を及ぼします。気温の低いときだけでなく、冷房にも注意が必要です。エアコンの温度設定に気を配るほか、衣服を重ね着したり、膝掛けなどを利用して、からだを冷やさないことを心がけましょう。

また、過剰なストレスがつづくと自律神経の交感神経が優位になって血圧を上げ、アドレナリンという血糖値を上げるホルモンも分泌されます。睡眠や休養を十分にとり、ゆったりした時間を過ごすなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

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