熱中症の予防にはこまめな水分補給と室温調節を!

熱中症は、正しく対策することで予防の効果が高まります。暑さのピークを迎える8月に向けて、熱中症対策に取り組みましょう。

のどが渇いていなくても時間を決めて水分を補給する

暑くなる時期に気を付けたいのが、熱中症です。めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、頭痛、吐きけ、嘔吐などの症状のほか、重症化すると意識障害やけいれんなどがおこり、命にも危険が及びます。

2019年に熱中症で救急搬送された人は、5・6月の4千人台から、7月は1万6431人、8月は3万6755人と、一気にふえました。熱中症は高齢になるほどリスクが高く、救急搬送された人を年齢別でみると、65歳以上の高齢者が3万7091人と、全体の52%を占めていました。

年齢を重ねるにつれて、温度やのどの渇きを感じる感覚が弱くなり、脱水状態になっても水分不足を感じにくくなってしまいます。また、汗をかきにくくなるなど、からだの調節機能も低下していくため、高齢者はとくに注意が必要です。

予防のためには、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給することが大切です。水分は、口にしてから体内に取り込まれるまでに30分ほど時間がかかります。のどが渇いたときはすでに脱水状態になっていることが多いので、時間を決めるなどしてこまめに補給するようにしましょう。

とくに、入浴後と起床時は、水分が不足しがちなので、意識して飲みましょう。

熱中症は室内でもおこるので、部屋の温度設定も大切です。暑い日は無理せずエアコンを使い、扇風機などで空気を循環させましょう。通気性のよい衣服を着用し、保冷剤や冷たいタオルなどでからだを冷やすことも有効です。

晴れた日や気温の高い日は、日中の外出をできるだけ控え、外出時は、日傘や帽子を着用し、こまめに休憩しましょう。

マスク着用時はとくに熱中症に注意を

新型コロナウイルス感染症の予防のため、外出時にマスクの着用がすすめられています。しかし、夏の暑い日にマスクを着用すると体内に熱がこもりやすく、口の中が加湿されてのどの渇きを感じにくくなるので、熱中症のリスクが高まる危険性があります。

マスク着用時は、水分補給にいっそう気を付け、室内温度をこまめに調整するほか、人と2m以上距離がとれる屋外の場所では、マスクを外すようにしましょう。

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