メタボ解消のために受けよう「心電図の検査」

心電図検査は定期健診や人間ドックなどに含まれていることが多い検査項目ですが、特定健康診査(メタボ健診)では、医師の判断により必要と認められた場合に行われることがあります。

波形の変化で心臓の異常を診断

心臓は絶え間なく収縮と拡張をくり返し、全身に血液を送っています。心電図検査は、心臓の筋肉(心筋)が収縮するときに発生する微弱な電流をからだの表面でとらえて、波形として記録し変化を調べるものです。

時間もかからず簡単な検査ですが、心臓病を診断するための基本となり、波形の特徴から、脈の異常(不整脈など)、心筋の異常(狭心症・心筋梗塞など)がわかります。

不整脈には、とくに治療の必要のないものから、突然死の恐れがあるものまで、いろいろなタイプがありますが、検査した波形からどのタイプかを読み取ることができます。

心電図検査は、メタボ健診の検査結果で収縮期血圧が140mmHg以上もしくは拡張期血圧が90mmHg以上、または問診などから不整脈が疑われ、医師が必要と判断した場合に行われます。

精密検査を指示されたら必ず受診を

メタボ健診の心電図検査では、ベッドの上にあお向けになって、からだの表面(胸に6カ所、両手首、両足首の合計10カ所)に電極を貼りつける「安静時心電図検査」が行われます。

この検査でなんらかの異常が疑われた場合は、精密検査をすすめられることがあります。その際は必ず受診し
ましょう。

メタボの改善には睡眠の質と量も重要

メタボの状態だと心臓への負担が大きくなり、不整脈や狭心症などがおこりやすくなるので、食生活に注意し、運動を習慣づけ、メタボを改善することが肝心です。

最近の研究で、睡眠の習慣もメタボと深くかかわっていることがわかってきました。睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモンが分泌され、太りやすくなります。

また、睡眠不足の状態では血糖値を下げるインスリンが効きにくくなり、高血糖になりやすいという報告もあります。一方で、良質な睡眠は、脂肪を燃焼させる効果のある成長ホルモンの分泌を促します。

次を参照に、快適な睡眠をとりましょう。

・必要な睡眠時間を確保する(日中に強い眠けを感じたら、睡眠不足のサイン)

・就寝1時間前には照明を少し落とす(眠りを誘うメラトニンの分泌を促すため)

・眠る直前にテレビやスマートフォンを見ない

・眠けがおきないときは、無理して眠ろうとしない

・首のカーブに合った枕を選ぶ

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