メタボ健診の「眼底検査」って何のために受けるの?

特定健康診査(メタボ健診)では、血圧や血糖の検査値が高かった人などに対して、医師の判断により「詳細な健診」が指示される場合があります。「詳細な健診」にはどのような検査があり、どのような人が対象になるのか、眼底検査を中心に紹介します。

動脈硬化や糖尿病網膜症など血管にかかわる病気を調べる

メタボ健診では、検査値が受診勧奨判定値になるなど、検査結果に問題がある場合に「詳細な健診」をすすめられることがあります。

「詳細な健診」には、眼底検査、12誘導心電図検査、血清クレアチニン検査、貧血検査の4つがあります。このうち眼底検査は、血圧あるいは血糖値が受診勧奨判定値だった人が対象になります。

眼底検査では、眼底の血管、網膜、視神経などを調べます。眼底は、からだのなかで唯一、外から血管を直接観察できる場所です。高血圧のために動脈硬化や出血がおこっていないか、あるいは糖尿病の代表的な合併症である糖尿病網膜症が始まっていないかなどを、眼底カメラや眼底鏡で観察します。

自覚症状がないからと放置せず日常生活の見直しを

メタボ健診の結果、「詳細な健診」として眼底検査を受けるよう指示されるのは、血圧や血糖値がとても高い人です。眼底検査を受けるのはもちろん、医療機関への受診を指示されたら必ず受診し、高血圧症や糖尿病の詳しい検査と診断を受けるようにしましょう。

とくに「詳細な健診」の眼底検査で異常があれば、すでに高血圧症や糖尿病が進行し、合併症が始まっている恐れがあります。目の症状も含め、すぐに医師に診てもらい、必要な治療を受けましょう。

メタボ健診で高血圧、高血糖だった人は、高血圧症や糖尿病の発症・悪化を予防するために日常生活を見直すことが不可欠。これは医療機関で薬物治療が必要になった場合も同様です。減量する、運動するなどして、日常生活を改善しましょう。

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